この子ゾウが生まれたのは、首都メキシコ市の南東プエブラ(Puebla)にあるサファリパーク。密猟に脅かされるナミビアで8年前に保護されたゾウの一群に同パークで生まれた6番目の子だ。
このアフリカン・サファリ(Africam Safari)では14日、お母さんの脚の間で遊ぶ赤ちゃんゾウの姿が見られた。ディレクターのフランク・カルロス・カマチョ(Frank Carlos Camacho)さんは「ゾウの誕生を見ることは難しい」「時間、羊水などの量、その他の要素を計測することは科学的にとても役立つ」とAFPの取材で説明した。
このサファリパークでは、最終的にゾウたちをアフリカに返すことを目指しているという。
カマチョさんまた、「ゾウはわれわれのものではない。世界のものだ」と語るとともに、「アフリカにいてほしいが、現在の状況では難しい」「観光業に従事していた人々がパンデミックで職を失い、代わりの仕事を探している。今後の見通しはひどいものだ」と嘆いた。
【翻訳編集】AFPBB Newsメキシコ・プエブラのサファリパーク「アフリカン・サファリ」の赤ちゃんゾウ(2020年8月14日撮影)。
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