2020年9月19日土曜日

 〇10月1日(木)より高齢者インフルエンザの予防接種が始まります。

今年度は郵送のみの受付になります。

区役所では申請を受け付けませんのでご注意ください!

実施期間 令和2年10月1日(木)~令和3年1月31日(日

対象 接種日現在で①65歳以上②心臓・腎臓・呼吸器の機能障害

      又はHIV(ヒト免疫不全ウイルス)により免疫機能に障害の ある60~64歳

場所 京都市高齢者インフルエンザ予防接種協力医療機関

※協力医療機関がわからない場合は、京都いつでもコール(電話661-3755)にお問合せください。(おかけ間違いにご注意ください。)

費用 2,000円

※市民税非課税の方、生活保護を受給されている方等、もしくは総所得金額が125万円以下の方は軽減措置があります。軽減には事前申請が必要となります。

申込方法 9月15日(火)より、申請書類を医療機関(京都市高齢者インフルエンザ予防接種協力医療機関)、地域包括支援センターで入手し、同封の封筒で郵送してください。

申請書類は京都市ホームページでもダウンロードできます。

問合せ 京都市高齢者インフルエンザ予防接種郵送申請電話             相談窓口(電話256-8589)

開設期間:令和2年9月15日(火)~令和3年1月29日(金)受付:月~金午前8時30分~午後5時※祝・休日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く



〇令和2年国勢調査のお知らせ

令和2年10月1日(木)を期日として、令和2年国勢調査を実施します。

今回の調査では、新型コロナウイルス感染症への対策として、調査方法を変更します。

 9月中旬以降、調査員が調査書類を郵便受けに入れるなどの方法でお配りします。

調査員は原則として調査票の回収にまいりませんので、インターネットまたは郵送での回答にご協力をお願いします。

 インターネットでの回答はスマートフォンやパソコンから簡単に行えます。

 回答方法などのお問合せは、国勢調査コールセンター(電話0570-07-2020(受付:午前8時~午後9時))までお願いします。

 国勢調査2020京都市特設ウェブサイトはこちら▶▶▶

問合せ 区総務・防災担当(電話592-3066)


 

 

日刊ゲンダイ ヘルスケア

 

「またギックリ腰になった…」痛みケア法と再発予防のためのストレッチ【動画】

 

 


プラスチックの再利用はコストに見合わない「絶望的な現実」


不明の中3女子、無事保護 池袋の商業施設で発見  https://www.msn.com/ja-jp/news/national/クリックして下さい

 

中国共産党系紙、靖国参拝を速報 「侵略の歴史、反省促してきた」

© All About, Inc. ギャンブルで大勝ちしたら要注意! マイナスのパワーに満ちているお金はたくさん持っているほど不幸になる? 良いお金と悪いお金の見極め方、良いお金が集まるための法則とは?

宝くじで当たると不幸になる人が多い理由とは?

金運をアップさせる具体的な方法とは? 風水師として活躍する大谷修一さんにうかがいました!

* * *

お金には2種類あります。良いお金と悪いお金。同じ1万円札でも、良い1万円札と悪い1万円札がある。良かろうが悪かろうが、お金はお金だと思うかもしれません。しかし、風水的な見地からすると、はっきりと2つに分かれるのです。

良いお金とはどういうお金か? それは普通に仕事をしてお給料をもらってという、まっとうなお金です。

悪いお金はどういうお金か? 1つはギャンブルなどで一気に稼いだお金。なぜ悪いかというと、当たらなかった人、外れた人たちのお金から成り立っているからです。そういう人の悔しい気持ち、悲しい気持ちで溢れています。負のエネルギーに満ちたお金なわけです。

負のエネルギーのお金を持つと、自分自身が負のエネルギーに影響されてしまう。よく宝くじで大金を手にした人が、その後幸せな人生どころか不幸になってしまっているケースがあります。

宝くじのお金の背景には外れてしまった人たちの思いや嘆きが込められている。そんな負のエネルギーにすっかり覆われてしまった結果だと考えられます。

その意味で、人を貶めたり、人を苦しめ搾取して得たお金も悪いお金です。高利貸しなどで多くの人の家庭を壊し、中には自殺したりする人もいるような取り立てを行って富を築いた人物がいますが、そういう人物も幸せな人生を送ることは難しいでしょう。

最初こそ羽振りがいいかもしれませんが、つい調子に乗って事業で失敗したり、人間関係で孤立したり、放蕩生活の果てに家族を失ったり、自分自身の健康を害してしまったり……。結果として良くない方向に進んでしまうケースが多いのです。

無目的な貯蓄は“お金の流れ”を堰き止めることに

たとえ自分が本来の仕事で稼いだ良いお金であっても、自分の手元にずっと残したままにしておくことは、風水的に見ておすすめできません。

よく30代で1000万円貯めたとか、増やしたとか話が出ますが、基本的にはお金は貯めるものではないと考えます。そう言うと貯蓄はいけないの?と言われそうです。もちろん何かしらの目的があっての貯蓄ならいい。家の頭金にするとか、車を買うとか、旅行をするなど……。

ただ貯めるだけが目的になってしまったら、それはお金の本来の目的から外れてしまっているということです。本来お金は物と物とを交換するための媒介物。使ってこそ意味がある。何か有用なものを手に入れることがお金の本来の目的なはず。

ですからお金はまず使うことを考える。それも無駄に使うのではなく、いかに有効に使うかが大切。一番の有効なお金の使い方とは何か? それは人のために使うこと。

もちろん自分の人生の楽しみのためとか、自分に投資をするお金は必要です。ある程度それに使ったら、残りは潔く人のために使いましょう。

良くないのは自分の欲望を満たすだけのお金。それこそ消費や浪費で、瞬間的な満足は得られるかもしれませんが、必ず「もっともっと」となって浪費や放蕩につながっていきます。

それよりも人のためにお金を使う。周りの人を喜ばせるためとか、誰かに対して投資をするとか、援助をするとか。そういうお金はまさに「種まき」と同じです。

この真理は農業をやっている人ならよく分かるはず。なにか収穫物を得るには何をするか? まず種をまくこと。そして毎日水をやり、育てること。すると秋になれば実がなり、収穫することができる。そしてまた種をまく……。

お金の使い方もまさにこれと一緒です。たわわな実りを得るためには、まず種をまく。それが人に対する投資だったり、喜ぶことにお金を出すことと同じなわけです。

良いお金とは何かを知り、良いお金の使い方を知れば、それだけで金運はアップしていくのです。

教えてくれたのは……大谷修一さん

All About北海道ガイド。神戸生まれ。1988年、仕事の関係で北海道に移住。この時、風水の「吉方位」に従って引越しその効果を体感、以後風水の道に進む。現在は結婚、引っ越し、企業相談に携わりながら、風水建築の設計アドバイスも行い、北海道内で幅広い活動を展開。 






 

© All About, Inc. 一人で過ごす時間、どんなことをしているでしょうか。実は、楽しみながらお金をたくさん貯めている人は、一人時間の使い方が上手な人が多いのです。

貯め上手さんは、一人時間の過ごし方に秘訣アリ!

1000万円以上の貯蓄がある人など、楽しみながらしっかりお金を貯めている人に取材をしてきた私ですが、みなさん一人時間の過ごし方に大きな特徴があると感じます。

ここでは、”貯め上手さん”と”貯めベタさん”の、一人時間の違いについてお伝えします。

貯め上手さんは、“自分軸”で一人時間を過ごしている

1000万円以上の貯蓄があり、日々楽しんでいる貯め上手さんは、一人のときには自分の心が満たされるような時間の使い方をしています。

本を読んだり、映画を見たり、音楽を聴いたり。ネットを受動的に眺めて、なんとなく目に入ったものを見続けるのではなく、自分にフィットするものを能動的に見ている人が多いです。

また、料理をしたり、片づけをしたりという人も。

生活を整えることにつながり、いざ忙しくなったり、ストレスがたまったりしたときに、「家に材料がないから食べて帰ろう」「部屋が散らかっていて、家にいたくない」ということもなくなり、「先日作った料理が冷凍庫にあるから食べよう」「家でのんびりしよう」と気分よく過ごせます。

疲れがたまっていたら「今日は休もう」と能動的に体を休め、コンディションを整えています。

勉強に取り組んだり、資格取得のスクールを検討したり、セミナーを受講したりという人も。お金について学んだり、勉強がてら少額で投資にチャレンジしてみたり。

「誰かに誘われたから」ではなく、少し先の自分にとって必要なものを、自発的に取り入れています。それらが、数年後、十数年後の収入アップにもつながることでしょう。

このように、貯め上手さんは、“自分軸”で一人時間を過ごしているのが特徴的です。

貯めベタさんは、“他人軸”で一人時間を過ごしている

一方、貯めるのがニガテな“貯めベタさん”は、一人時間で何をしているのでしょうか。SNSをひたすら眺めて「あの人たちのランチ(飲み会、パーティー等)に誘われていない」とモヤモヤ気分を募らせたり、「旅行に行ったりおいしいもの食べたり、みんないいな……」とねたむ気持ちがムクムクと湧きあがったり……。

また「一人ぼっちで過ごしている」と、一人でいること自体に罪悪感や焦燥感を覚え、「予定を入れなくては!」と友人知人に連絡する人もいます。それで断られてしまうと、さらにさみしくなる悪循環……。

本来は一人でくつろげる時間のはずなのに、マイナスの感情を増幅させてしまうのです。結果的に、ストレス発散のための無駄遣いにもつながってしまいます。

貯めベタさんは、”他人軸”で一人時間を過ごしているといえるかもしれません。

1000万円以上のお金を貯めるには、行動や考え方を変えていこう

「100万円を貯めること」と「1000万円を貯めること」とでは、必要な行動が変わります。1000万円を貯めるには、日ごろの習慣はもちろんのこと、ちょっとした考え方や感情などをシフトしていく必要があります。

人に会わずに、出費を何もかも我慢したら100万円は貯まるかもしれません。ところが、そのような生活を数年から十数年、続けられるでしょうか。1000万円の貯蓄を目指すには、数年から十数年かかります。

そんな長期間、ストイックな生活を続けるのは楽しくないですし、必要なお金を使わないと、自分が”つまらない人”になってしまいますよね。

1000万円貯めるには、日々楽しみつつ、自分を磨いていく必要があります。それには、「一人時間」を上手に使うことが秘訣。自分を磨き、楽しみを増やし、収入を増やすことにつながるのです。

以上、お金を楽しく貯めている人は、一人時間の使い方が上手だということをお伝えしました。一人時間は、ほかでもない、あなただけのものです。どのように過ごすかによって、あなたの魅力や今後のお金の貯まり方が大きく変わっていくことでしょう。

「一人でいるときにどうやって過ごしているかな?」「なんとなく惰性で続けていることはないかな」と、ちょっと考えてみてくださいね。

 

© マネーポストWEB 提供 残された人生をより有意義にする手も(イラスト/河南好美)

 がんなどで余命宣告をされたら、「残りの人生を家族や友人たちと楽しく過ごしたい」「やり残したことに挑戦したい」という考え方もある。『週刊ポストGOLD 得する医療費』より、保険の「特約」の賢い使い方を解説する。

「保険の“特約”で、人生の最後を経済的に不安なく過ごすことも可能です」と言うのは、がんライフアドバイザー協会の川崎由華代表理事。

「余命6か月以内と医師に宣告されると、生きているうちに死亡保険金を受け取れる『リビングニーズ特約』が付いている商品があります。無料のことが多いため、自分が加入していることを知らない人もいるのでよく確認しましょう」

 リビングニーズ特約は、死亡保険金の一部を生前給付するもの。たとえば、7000万円の死亡保険金のうち、3000万円を生前に、残りを死亡時に遺族が受け取るといったことも可能だ。

 金額は被保険者が設定できるが、“上限3000万円まで”などと制限がつく。

「疾病原因は問われず支払われます。お金の使い方も問われません」(川崎氏)

 医療費の補助や余命期間を充実するための資金などに活用できる。ただし、注意したいこともある。

「末期がんと宣告された後に、リビングニーズ特約の給付金で、保険が適用されない高額な自由診療の治療を受けようとした患者さんがいました。しかし、担当医から余命宣告をしてもらえなかったそうです。最近は、余命宣告をしたがらない医者も多い」(川崎氏)

 家族の意向などで、患者本人に病状を隠す場合もある。

 また、税制上では生前給付金の所得税は非課税となるが、使い切れなかった分は相続財産になり、相続税の対象となる。さらに、この場合、死亡保険金の非課税枠(「500万円×法定相続人の人数」の額までが非課税)が使えなくなる。

 自分が使い切れる金額を設定することが、遺族にも余計な負担をかけず、ひいては人生の最期を不安なく過ごすことにつながる。

※週刊ポスト2020年10月1日号増刊『週刊ポストGOLD 得する医療費』より

 


© All About, Inc.
お店に行くと便利そうな掃除グッズや、よく落ちそうな掃除用洗剤が並んでいて、ついつい欲しくなってしまいます。しかし、いろいろ揃えるとお金もかかります。
お店に行くと、便利そうな掃除グッズや、よく汚れが落ちそうな掃除用洗剤がたくさん並んでいて、ついつい欲しくなってしまいます。

しかし、いろいろ揃えるとお金もかかるし、買ったものの、結局使いきれなくて何年もそのままのものも多いのではないでしょうか? そこでこの記事では、私が愛用しているお金のかからない掃除の方法を、5つ紹介させていただきます。

1. ぞうきんは捨てる予定の古いTシャツで代用

わざわざ、店頭でぞうきんや使い捨ての拭き掃除用シートを買ってこなくても、捨てる予定の古いTシャツは、さまざまな場所の拭き掃除に使えます。

床の水拭きやトイレ掃除、排水口などを掃除する時に、ぞうきん代わりに使ってます。薄い生地のTシャツだと、濡らした後、絞りやすいです。大きすぎる場合には、カットして使ってみて下さい。

2. 油汚れ用洗剤は、みかんの皮で作った手作り洗剤を使う

ガスコンロやIHの周りは、油はねや吹きこぼれなどで汚れやすいですし、汚れがこびりついて落ちにくいです。このような汚れは、みかんの皮で作った手作り洗剤できれいになります。みかんの皮に水をひたひたになるように入れて、煮立たせて冷まします。

一般的なコンロ周りのベタベタな汚れは、この水をスプレーしてこすればきれいになります。掃除中に、みかんのいい香りがします。日持ちはしないので、使う度に作るようにして下さい。

3. クレンザーの代わりにはコーヒーかす

© All About, Inc.  

シンクや洗面所を磨くクレンザーの代わりには、コーヒーかすが使えます。コーヒーかすと重曹(塩でも可)をを1:1くらいで水を加えながら混ぜペースト状にすると、手作りクレンザーになります。

固く絞ったウエスの先につけて汚れたところをこすると、汚れが落ちます。掃除中にコーヒーの香りに癒されます。

4. トイレ・お風呂掃除用洗剤は、みかんの皮とお酢で作る

© All About, Inc.  

トイレ掃除用の洗剤は、みかんの皮とお酢で作ることができます。みかんの皮を瓶にぎゅうぎゅうに入れ、お酢をひたひたに入れて一晩以上置きます(2週間以上置くと効果があがります)。

この酢と水を1:2にしてスプレーすれば、トイレやお風呂掃除用洗剤になります。レモンの皮など柑橘類の皮でも作れます。お酢には、殺菌効果もあります。

5. 拭き掃除用洗剤は使わずに、水拭きにする

リビングのフローリングや家具など、家中の拭き掃除の時に、スプレーして使える洗剤は便利ですよね。

しかし、洗剤を使わなくても、水拭きするだけでほとんどの場所はきれいになります。学生時代、学校で掃除をした時を思い出してみても、床も机も水拭きだけでしたがきれいになっていました。

洗剤を使って掃除すると、きれいになっても跡が残ってしまうこともあります。また、フローリングは、水拭きする方が、使い捨てのシートを使うフローリング用のモップよりもぴかぴかになります。

まとめ

この記事では、私が愛用しているお金のかからない掃除のアイテムを5つ紹介させていただきました。掃除グッズは使い捨てのものも多く、毎日使っては捨ててしまっていると結構な金額になってしまいます。

便利な掃除グッズを使えば、家はきれいになるかもしれません。しかし、それらは最後には、ゴミになって地球を汚しているのではないでしょうか? また強力な洗剤は、汚れが落ちやすいかもしれませんが、海や川を汚します。

今日から、掃除を始める前にいろいろ買い揃えずに、家にあるもので掃除をしてみませんか。

 

 NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を悪用した不正送金問題に絡み、「あなたのドコモ口座が不正利用された」などと言ってキャッシュカードなどを要求する不審電話が、都内で相次いでいる。 警視庁によると、不審な電話は16日昼頃、東京都板橋区と練馬区、西東京市でそれぞれ確認された。実際にカードを詐取されるなどの被害はなかったという。

 このうち、練馬区の40歳代の女性宅に電話してきた石神井署員を名乗る男は、「あなたのドコモ口座から不正な引き出しがあった。財務局の者を向かわせるので、キャッシュカードと暗証番号を書いたメモを封筒に入れて渡して」と語ったという。女性が同署に通報して発覚した。

 警視庁の担当者は「警察官がドコモ口座の問題を口実にキャッシュカードなどを取りに行くことは絶対にない」と注意を呼びかけている。

 

中国国防省は18日、台湾海峡で軍事演習を始めたことを発表し、アメリカと台湾に「火遊びする者は自らを焼く」などと警告した。

台湾国防部によると、中国軍機あわせて18機が防空識別圏に入り、一部が中間線を越えたたため、台湾軍機が緊急発進したという。

アメリカのクラック国務次官が台湾を訪問し、蔡英文総統と意見交換するなど関係強化をアピールする中、中国としてはけん制する狙いがあるとみられる。

 

新党「立憲民主党」の結党大会でポーズを取る枝野幸男代表(中央)=9月15日撮影 Photo:JIJI© ダイヤモンド・オンライン 提供 新党「立憲民主党」の結党大会でポーズを取る枝野幸男代表(中央)=9月15日撮影 Photo:JIJI

立憲民主党と国民民主党などが合流した野党勢力が代表選を実施した。代表として枝野幸男衆院議員を選出、党名は立憲民主党に決まった。世間から見れば、まったく新鮮味がなく、期待も注目度も極めて低い状況だが、特筆すべき点がある。それはかつて「消費増税・緊縮勢力」と考えられてきた立憲民主党が、合流新党結成と代表選を境に、少なくとも減税勢力へと転換を始めたということである。(室伏政策研究室代表、政策コンサルタント 室伏謙一)

期待も注目もされない野党新党は

「帰ってきた民主党」か?

 立憲民主党、国民民主党の両党を解党し、その多くに無所属議員を加えた野党新党、党名は立憲民主党、代表は枝野幸男衆院議員ということで治まったが、「帰ってきた民主党」と揶揄(やゆ)されたり、期待もしないし、そもそも注目もしないといった見解が多かった。

 実際、安倍首相の辞任表明に続く自民党総裁選挙という実質的に次の総理を選ぶ選挙に否が応でも注目が集まり、野党新党の結成やその代表選、新たな党名決定は影に隠れてしまっていたので、関心が低くなったのは仕方がないのかもしれない。


 しかし、野党の活動への関心がもともと低かったことに原因があるのだとすれば、そもそもその責任の一旦は野党側にあると言っていいだろう。こちらも実際、このところの野党の支持率は一桁台で推移してきており、とても野党の活動に関心が集まっていたとは言い難い。

 その野党、起死回生とばかりに野党第一党の立憲民主党と第二党の国民民主党の合併話が進められてきたが、その道のりは平坦なものではなかったようだ。

 なんと言っても、立憲民主も国民民主ももともとは同じ民主党ではあるものの、例の前原誠司代表(当時)による民進党の事実上の解党と希望の党への「抱きつき心中」、そして小池百合子希望の党代表(当時)による「排除」の結果として、対立まではしなかったものの、別々の存在として生まれた政党である。

 立憲民主党は枝野代表および福山幹事長を中心に新たに結成された政党である。一方、国民民主党は、衆院選での希望の党の惨敗、代表の玉木雄一郎衆院議員への交代、そしてかろうじて参院に残っていた民進党との合流により誕生しているが、民進党は民主党の存続政党であり、国民民主党も民進党へ吸収される形で誕生しているので、同じく民主党の存続政党である。

 つまり新党と、看板を架け替えて残ってきた政党の合併ということであり、そうした点でも両党関係はさまざまな課題を抱えてきたわけであるが、本稿ではその点には立ち入らない。

 それよりもここで指摘しておくべきは、両党はそもそも一枚岩にはなりえない存在であり関係であるということであろう。それが如実に現れたのが今回の新党結成・合流劇であると言えよう。

特筆すべきは

経済政策をめぐる対立

 さて、その新党結成・合流劇の中で繰り広げられた対立劇の中で、特筆すべきは経済政策をめぐる対立である。その具体的内容とは、消費税減税をめぐるものであり、「緊縮」と「反緊縮」の対立と言っていいものである。

「消費税の減税」を主張する勢力は国民民主党であり、反緊縮についてもまた然りであるが、実は緊縮と増税賛成派の塊のように思われることの多い立憲民主党も実は一枚岩ではない。

 緊縮と増税賛成の主流派に対して、(1)一握りの幹部が差配する運営のあり方を批判し世代交代を望むグループ、(2)消費税減税を主張するグループ、の2つの非主流派がある。

(1)は必ずしも減税や反緊縮を主張するものではないようであるが、(2)については、これまでも党執行部に対して消費税減税を党の政策として採用し、政府に対して主張するよう求める動きをしてきた。

 具体的には、両党を中心とした野党統一会派の有志による勉強会「日本の未来を立て直す公平な税制を考える会」が、賛同者54人を得て、昨年12月9日に消費税減税を(ただしこの時点では税率は示さず)を含む「日本の未来を立て直す公平な税制をつくる提言書」を取りまとめ、統一会派を構成する各党・会派代表に対して提出している。

 さらに、本年3月19日には同会が、今度は賛同者72人を得て、消費税の5%への引き下げと法人税および所得税への超過累進税率の導入を柱とする提言『「経済対策」に消費税の5%減税を!』を取りまとめ、同じく各党・会派代表に提出している。

 この提言について、国民民主の玉木代表は自ら受け取ったのに対して、事務所には同会関係議員が持ち込んだが、立憲民主の枝野代表は受け取らなかったようである。しかも、統一会派で72人も署名して提言しているというのに、幹部は一応の理解は示したものの、対外的発信は行われず事実上無視した形になった。

 減税・反緊縮の主張について、やる気がある核になる人材は、若手では10人程度、ベテラン議員で5~10人程度いるようであるが、減税や反緊縮について理解はしていてもちゃんと議論ができる人材は限られるようであり、先の減税提言への署名はハードルが高かったようである。しかし、本年の提言については72人の署名を集めている。今回の新党参加者の数で考えれば半数近くである。

 それだけ「減税・反緊縮を主張すべし」とする勢力は大きいということであるが、ここで大きな問題がある。この勢力を取りまとめ、引っ張っていく、いわゆる「まとめ役」がいないことである。

 同会の代表は、一応は福田昭夫議員であるが、その役割は後見役程度であるようで、リーダーシップを発揮するまではしていないようだ。加えて、単に取りまとめ、引っ張っていくだけではなく、対外的な論戦において緊縮・増税側からの反論に的確に切り返すことができる人材であることは必須である。

 そこで、そうした人材として、特に減税・反緊縮勢力の特に若手から期待が集まったのが玉木代表であったようで、立憲の反緊縮派から手が上がらなければ、玉木議員を減税・反緊縮の筆頭として合流後の新党の代表として担ごうという動きもあったようである。

 玉木議員は、5%への減税は定額給付金10万円をもう1回配るのと同じと説明するなど、減税の効果や意味を的確に理解している。さすが元大蔵官僚である。

 しかし、ご承知のとおり玉木議員は合流新党に加わらず、「新」国民民主党を結党という決断をしてしまった。玉木議員に合流新党に参加して存在感を示してほしかった合流新党の減税・反緊縮勢力は相当落胆したようだ。

 もっとも、玉木議員は党内を動かす「政局」を作るのが苦手のようであり、玉木議員を今後減税・反緊縮勢力の頭に持ってくるためには、「役者」集めが必要ということで、そうした点も含めた同勢力の動きは着々と進められているようだ。

少なくとも

減税勢力へと転換を始めた!?

 そうした中で行われた合流新党代表選、最終的には泉、枝野両議員とも消費税減税を訴え、微妙な表現の差こそあれ、また「時限的なものである」との条件付きではあるが、税率ゼロを言及するにまでに至った。

 それまで消費税減税に否定的であった枝野議員としては大転換である。

 しかも、枝野議員、当然のことながら代表に選出されてからも減税を否定せず、選挙の争点化は否定したものの、与党側に働きかけていくとしたようだ。

 つまり、これまで増税・緊縮勢力と考えられてきた立憲民主党が、合流新党結成と代表選を境に、少なくとも減税勢力へと転換を始めたということであり、これは本来注目されるべきことである。

 むろん、旧民主党当時幹部であった議員を中心に根強い増税・緊縮勢力は健在であるので、まだまだ予断は許さないだろう。

 しかし、最近の選挙で当選した当選期数の若い議員達には減税・反緊縮を主張する議員も多く、減税を提言した会に参加し、提言に署名した議員の多くもそうした議員たちである。

 こうした議員達が党内の減税・反緊縮勢力として存在感を党内外に示していくことができれば、そして、彼らが与党内の減税・反緊縮勢力と上手に連携していくことができれば、時限的ではあるかもしれないが、少なくとも減税に向けた動きは本格化、加速化していくことになるのではないか。

 新内閣の顔ぶれや政策もそうであるが、野党の減税・反緊縮に向けた動きにも要注目である。

 


 「せっかく総理大臣に就任したのだから、仕事をしたい」。首相は早期解散には慎重姿勢だ。だが政権内の力学が派閥主導の「党高政低」の構図に変わる中で、新政権発足を「好機」と捉える党側からは解散圧力が強まりそうだ。(共同通信=内田恭司)

 ▽「解散は明日でもいい」

 「コロナ感染が専門家の見方で完全に下火にならなければ、なかなか難しい。せっかく総理大臣に就任したのだから、仕事をしたい。収束したらすぐにすることでもない」。菅氏は14日、自民党総裁選出後の記者会見で、早期の衆院解散に慎重姿勢を示した。

 額面通りに受け取るなら、コロナ対策と経済再生で結果を出し、来年の通常国会も耐えしのいで、東京五輪・パラリンピック後に満を持して解散する日程が浮かぶ。しかし、永田町では解散が1年後だと受け止める向きは、与野党ともに少ない。早期に解散すれば与党は勝てるとの見方が強いからだ。理由の一つは世論調査の結果だ。

 安倍晋三前首相が8月28日に辞意表明した直後に報道各社が行った世論調査の多くでは、内閣支持率が20ポイントも急上昇して50%台を回復。安倍政権7年8カ月全体への好評価を印象づけた。自民党の支持率も40~50%と、野党を大きく引き離した。さらに新政権発足直後の共同通信の世論調査では、菅内閣の支持率は66・4%にも達した。

 理由の二つ目は、野党が準備不足で、またもや多党乱立となる気配が濃厚となっていることだ。立憲民主党は今月15日、国民民主党と無所属勢力を糾合した「新立憲民主党」に衣替えしたが、候補者調整や空白区擁立を含め、詰めの作業はこれから。日本維新の会とれいわ新選組は独自に候補擁立を進めており、候補一本化へのハードルは高い。

 衆院465議席のうち自民党は284議席(衆院議長含む)を占める。党関係者によると、8月上旬の情勢分析では、野党が全小選挙区で統一候補を立てた場合、「最大で64議席減」との結果だった。だが、ここにきて「現有議席を超える可能性がある」との分析も出ているという。

 自民党有利の材料がそろい、党内には解散を求める声がじわりと強まりつつある。菅政権の中枢幹部で、早期解散に最も積極的だとされるのは麻生太郎副総理兼財務相。二階俊博幹事長も16日のNHKのインタビューで「いつ解散があっても対応できるよう準備を整える。明日でも結構だ」と述べ、強気の姿勢をアピールしてみせた。

記者に囲まれ、首相官邸を出る二階自民党幹事長(中央)=16日午後© 全国新聞ネット 記者に囲まれ、首相官邸を出る二階自民党幹事長(中央)=16日午後

 ▽規制改革で「菅カラー」

 菅政権内に具体的な解散戦略はあるのだろうか。首相は何も語っていないが、自民党関係者によると、党総裁選の最中から二階派幹部を中心に、「政権運営の基本プラン」が練られていたという。

 それによると①総裁選は地方票でも圧勝する②継続性重視の人事を行う③目玉政策を早期に打ち出す④臨時国会では必要な議事を通し、憲法審査会開催も求める―というものだ。一つ一つは何の変哲もなさそうだが、それぞれ狙いが込められている。

 まず①は、今回の総裁選をめぐる「派閥談合」と「党員軽視」という批判への対処だ。菅氏は派閥を否定しておきながら、党内5派閥の支援を受けた。「非常時」との理由で党員・党友投票も省いた。こうした「出自」は菅政権にとって大きな弱みになり、選挙になれば確実に野党から突かれる。そこで地方票でも圧勝して民主的な選出という正統性を確保しようというわけだ。

 ②は、スキャンダルを排除したいという隠れた目的がある。「身体検査」の時間もない中で、初入閣組を選ぶのはリスクが高い。「安定性確保」を名分とするなら再任閣僚が多くても、国民の理解を得られるとの判断だ。③については、携帯電話料金引き下げや「デジタル庁」新設は打ち出し済み。9月中にも「政権のど真ん中」(菅首相)に置いた行政・規制改革のメニューをそろえ、「菅カラー」をアピールするつもりのようだ。

 ④臨時国会については、来年1月の発効を目指す日英経済連携協定のほか、コロナワクチンの免責保証や東京五輪に絡む祝日移動など、必ず通さなければならない協定・法案が「数本ある」(二階派中堅議員)ため、会期は「最短で3週間、1カ月程度」(同)が想定されているという。

 その中で憲法審査会の開催要求は「働く菅政権」としてはやや異色に映るが、コロナ禍を踏まえ、自民党の「改憲4項目」にもある「緊急事態対応」について憲法上の議論をしたいと開催を求める案があるのだという。 立憲民主党が開催を拒否すれば「国民に信を問う理由の一つになる」(同)と解散への「仕掛け」の意味合いもあるとの解説もある。

 ▽首相の誕生日説も

 総裁選の結果、菅氏は地方票141票のうち89票を獲得し、党員の信任を得た。党役員・閣僚人事は「派閥均衡」との批判が強いが、基本的に安倍前政権の「居抜き」に徹し、安定性と継続性を前面に出した。この後、行政・規制改革で具体的構想を打ち出し、国民の期待をつないでいく―。

 当面の政権運営がこうした流れで推移した場合、想定される衆院解散・総選挙の時期はいつになるのか。当初取り沙汰されていた10月25日や11月1日が投開票日となる日程は、いずれも政権発足まもない9月中の解散となるため、可能性はほぼ消えたようだ。

 そこで、一部で取り沙汰されているのが、①11月3日公示―15日投開票②同10日公示―22日投開票―の線だ。コロナ感染の「第2波」は全国で収束方向に向かっており、首相肝いりの「Go To キャンペーン」などで経済のてこ入れも進みつつある。「第3波」が来ないとも限らない冬になる前に解散に踏み切るという日程だ。

 臨時国会の会期を3週間とすれば、10月上旬の開会で月末までの解散となる。法案の処理が残れば、総選挙後の特別国会で処理するという手もある。

 ただ11月22日は大安とはいえ、G20首脳会議がサウジアラビアである。首相にとって実質的な外交デビューであり、自身初の日米首脳会談開催も想定されるだけに、外せない日程だろう。15日は外遊への影響は少ないが、日柄は仏滅だ。

 そうしたことから、さらに一部でささやかれているのは、10月20日ごろに臨時国会を召集し、11月上旬に解散、24日公示―12月6日投開票とする日程だ。6日は先勝で悪くない。なんといっても菅首相の72歳の誕生日でもある。

 ▽勝てば「本格政権」に

 秋の臨時国会での衆院解散を見送った場合、来年年初めの解散を言う人はいる。だが、コロナの感染拡大の懸念があり、可能性は薄そうだ。その後は通常国会で2021年度予算案の審議がある。7月には東京都議選と静岡県知事選があり、東京五輪も開幕する。解散のタイミングはほとんどなく、限りなく任期満了に近い総選挙にならざるを得ない。

 首相は、9月16日の組閣後の記者会見で「時間の制約も視野に入れながら考えていきたい」と述べた。虎視眈々(たんたん)と解散の時期を探っているのは間違いない。

 勝てば自身が希求する「本格政権」が見えてくる。安倍前首相のように大勝でもすれば、来年秋の総裁選は無投票再選の現実味が増し、衆院議員の任期である4年後までの長期政権も視野に入ってくる。年内解散はまたとないチャンスに違いない。