京都府と京都市は12日夕、新たに25人が新型コロナウイルスに感染したと速報した。府内の感染者は計1026人になった。
京都市内が22人で京都市以外の京都府内は3人だった。年齢や性別など詳細は夜遅く公表される。
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給付金不正受給を「返金したい」、大学生逮捕から連絡相次ぐ…「怖くなった」
同庁によると、給付金の支給後に申請内容を確認する作業で、不審な書類が多数見つかっている。不正を告白する人の大半は「軽い気持ちでやってしまった」と話しているという。
同庁は、インターネット上で不正申請の代行を請け負うサイトなどの存在を把握。不正受給者は指南役の指示に従い、見返りとして給付金の一部を渡しているケースが多い。
全国で初めて県警が摘発した後、各地では警察に出頭した不正受給者もいるという。捜査機関からの照会が増え、同庁のコールセンターには「怪しい申請をしている人がいる」といった告発が後を絶たない。
背後には詐欺グループの組織的な関与があるとみられる。担当者は「徐々に情報が集まり、組織立った不正が見えてきた。今後、摘発が増えるのではないか」と話している。
新型コロナウイルスの影響で収入が半減した個人事業主ら向けの「持続化給付金」100万円をだまし取ったとして、山梨県警が男子大学生を詐欺容疑で逮捕した先月22日以降、中小企業庁には「私も不正受給した。逮捕を知って怖くなった。返金したい」といった連絡が増えている。
同庁によると、給付金の支給後に申請内容を確認する作業で、不審な書類が多数見つかっている。不正を告白する人の大半は「軽い気持ちでやってしまった」と話しているという。
同庁は、インターネット上で不正申請の代行を請け負うサイトなどの存在を把握。不正受給者は指南役の指示に従い、見返りとして給付金の一部を渡しているケースが多い。
全国で初めて県警が摘発した後、各地では警察に出頭した不正受給者もいるという。捜査機関からの照会が増え、同庁のコールセンターには「怪しい申請をしている人がいる」といった告発が後を絶たない。
背後には詐欺グループの組織的な関与があるとみられる。担当者は「徐々に情報が集まり、組織立った不正が見えてきた。今後、摘発が増えるのではないか」と話している。
【AFP=時事】11月の米大統領選挙で民主党候補指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領(77)が、選挙戦を共に闘うパートナーである副大統領候補に選んだのは、黒人女性のカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員(55、カリフォルニア州選出)だった。
ハリス氏はこれまでの人生を通じて常に「先駆者」であり続けてきた。「子どものころ、母親から『あなたは色々なことを最初に成し遂げる人になるかもしれない。でも、あなただけでそれが終わりにならないようにしなさい』と言われた」とハリス氏は懐かしそうに振り返る。
カリフォルニア州で黒人としても女性としても初の州司法長官を務め、南アジア系のルーツを持つ女性として初の米上院議員となった。そして、ハリス氏は今、米史上初の女性副大統領を目指している。
現在77歳のバイデン氏は、大統領に選ばれても1期のみしか務めないものと予想されている。すると4年後の2024年米大統領選では、ハリス氏が民主党の指名争いを勝ち抜く可能性も出てくる。そうなれば、ハリス氏はさらに大きな歴史を作ること、すなわち米国初の女性大統領の座を狙うだろう。
ハリス氏は今年、民主党指名争いから撤退し、バイデン氏支持を表明して以降、現職ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政策への批判をいっそう強めている。最近のツイッター(Twitter)投稿でハリス氏は、「トランプ氏は人種差別発言を繰り返して、新型コロナウイルス対応における失敗の責任を自分以外の誰かに転嫁しようとしている」と批判。「それは危険であり、誤っている。そしてアジア系米国人やアジア系移民の実生活に重大な影響を及ぼす」と糾弾した。
ハリス氏の両親も移民だ。父親のドナルド・ハリス(Donald Harris)氏は経済学者で、ジャマイカからの移民だった。母親のシャマラ・ゴパラン(Shyamala Gopalan)氏は乳がんの研究者で、インドからの移民だった。
カマラ・ハリス氏は1964年10月20日、カリフォルニア州オークランド(Oakland)で生まれた。5歳のとき両親が離婚し、ハリス氏は妹と共に母親に育てられた。
ハリス氏は三権分立の司法府、行政府、立法府のすべてにおける経験の持ち主だ。
教育は黒人が通う大学として伝統のある首都ワシントンのハワード大学(Howard University)から、カリフォルニア大学ヘイスティングス法科大学院(University of California Hastings College of the Law)に進学。卒業後は検察官となり、サンフランシスコ地方検事を経て、2010年にカリフォルニア州司法長官に任命された。
州地方長官時代はバイデン氏の息子で、デラウェア州で同じ役職にあった故ボー・バイデン(Beau Biden)氏と職務上、良好な関係を築いたが、ボー・バイデン氏は2015年にがんで死去した。
2016年に黒人女性として米史上2人目の上院議員となったハリス氏は、検察官として磨いた鋭い質問スキルを駆使し、その舌鋒は特に、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏の性的暴行疑惑をめぐる上院審議で遺憾なく発揮された。
■「その少女は私」
ハリス氏は民主党の大統領候補指名争いに名乗りを上げ、昨年1月、マーティン・ルーサー・キング(Martin Luther King Jr)牧師の誕生日に選挙運動を開始した。民主党候補の第1回討論会では、バイデン氏が1970年代に人種別学校の撤廃・統合を目指したバス通学プログラムに反対したことを取り上げてバイデン氏を攻撃した。
その際にハリス氏は、「その頃カリフォルニアには、公立学校に統合されることになった二つ目の学年に小さな少女がいて、彼女は毎日、バスで学校に通っていた」「その小さな少女は私だ」と語った。
その後、昨年12月に民主党指名争いから撤退したハリス氏は今年3月、バイデン氏支持を表明した。バイデン氏は候補者討論会でハリス氏と激突したにもかかわらず、わだかまりはないと明言し、ハリス氏を「第1級の知性の持ち主であり、第1級の候補であり、真のライバルだった」と称賛した。
トランプ氏の弾劾裁判の採決で有罪票を投じたハリス氏は、トランプ氏を倒すためにはバラク・オバマ(Barack Obama)政権を実現したアフリカ系、ヒスパニック系、女性、無党派層、ミレニアル世代による「オバマ連合」の再構築が必要だと訴えている。