2020年7月4日土曜日



プロ野球   7/4




7月4日(土) セ・リーグ



巨人 対 中日 詳細を見る

東京ドーム 2回戦
試合終了
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中日000003000
巨人31002010X

ヤクルト 対 DeNA 詳細を見る

神宮 2回戦
18時00分 開始予定
123456789
DeNA
ヤクルト

広島 対 阪神 詳細を見る

マツダスタジアム 1回戦
9回裏
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阪神210200211
広島00000300

7月4日(土) パ・リーグ



日本ハム 対 ソフトバンク 詳細を見る

札幌ドーム 5回戦
試合終了
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ソフトバンク302001011
日本ハム000000030

楽天 対 ロッテ 詳細を見る

楽天生命パーク 5回戦
試合終了
123456789
ロッテ1000000
楽天1010100
© FNNプライムオンライン 東京都できょう新たに131人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
3日連続で100人以上の感染者となり、きのうの124人を超え緊急事態宣言解除後の
最多を更新しました。
関係者によりますと131人のうち100人ほどが20代と30代で占めていてエリアでは、新宿が50人以上で25人が集団検査で感染が確認されたということです。

将棋の王位戦第1局、藤井七段が木村王位に勝利



木村王位に勝利し、対局を振り返る藤井七段(日本将棋連盟提供)
木村王位に勝利し、対局を振り返る藤井七段(日本将棋連盟提供)
 将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦している王位戦七番勝負第1局が1、2日、愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われ、藤井七段が95手で先勝した。
 今夏、屋敷伸之九段(48)の保持する「タイトル獲得最年少記録(18歳6か月)」更新に挑戦中の藤井七段。一方の木村王位は昨年、「史上最年長での初タイトル獲得」の記録を作り、「中年の星」と話題になった。「最年少」と「最年長」の対決として、今シリーズは注目を集めている。
 白の和服姿で対局に臨んだ藤井七段は、振り駒の結果、先手番となった。得意の「角換わり」を採用した藤井七段が攻め、木村王位が受ける展開となり、2日目の対局再開からは一気に終盤戦に突入。巧みに攻めをつないだ藤井七段が勝利を収めた。
 終局後、藤井七段は「2日制の対局は充実感がありました。いいスタートを切れたと思うので、第2局もしっかり指したい」と話した。木村王位は「研究済みの手を試してみたが、こちらがどこかで対応を間違え、一方的になってしまった」と語った。王位戦第2局は13、14日、札幌市のホテルエミシア札幌で行われる。



       

2020/07/04 

コロナ感染者増 第2波阻止へ警戒緩めずに



 
 
東京都で、新型コロナウイルスの感染者数が2日連続で100人を超えた。再流行を防ぐため、一人ひとりが注意深い行動を心がけたい。
感染が目立つのは、20代~30代の活発に動き回る若年層だ。ホストクラブなど接待を伴う「夜の街」の関係者が多い。従業員の集団検査で、一度に多数の感染者が見つかるケースもある。
 自分が無症状でも、感染が確認されれば、一定期間、隔離され、日常生活に支障が出る。高齢者にうつす危険もある。帰省や旅行で、地方に感染を広げるかもしれない。軽視すべきではない。店側も、手指の消毒や飛沫ひまつの拡散防止など、業界の指針に従って感染防止策を徹底してほしい。
 緊急事態宣言が出ていた当時は、発症した患者を対象にPCR検査を実施していた。現在は、症状がない濃厚接触者も対象にしている。検査が拡充されたため、陽性者が増えた面はあるだろう。
 ただ、警戒の目安となる都の指標では最近、感染経路不明者や入院患者が増加傾向にある。改めて気を引き締め、第2波につながる感染の連鎖を断ち切りたい。
 小池百合子都知事は現状について、「感染が拡大しつつある」との認識を示した。感染防止対策を徹底していない飲食店などには行かないように呼びかけた。
 繁華街を起点として、感染が拡大する可能性がある。会食をする場合でも、店の換気は十分か、参加者は多すぎないかなど、注意しながら行動することが重要だ。
 問題は「夜の街」だけではない。感染経路が不明な感染者は全体の半数近くを占める。自分もいつどこで感染するかわからないという心構えで、しっかりと感染防止策を講じることが欠かせない。
 若年層は発症しても重症化する例は少ない。そのため、医療体制は4月~5月のピーク時ほど逼迫ひっぱくしていない。それでも、今後、感染者が増え続ければ、重症者も必然的に多くなる。医療機関は早めに病床の確保を進めてほしい。
 緊急事態宣言期間中の厳しい行動制限を経て、ようやく経済活動や学校生活が元に戻りつつある。今のところ、政府は再度の宣言発令には慎重な姿勢を見せているが、医療崩壊が起きそうになれば、検討を迫られよう。
 密集した場所は避けるといった感染対策の基本は、広く理解されるようになった。各自がリスクの高い行動を避け、感染を抑えながら、上手に日常生活を続けていく工夫が求められる。

     7月4日 編集手帳



 私が、私は――「は」と「が」の使い分けは、国語学者の間に複雑な議論があるらしい◆決して小さなことではないと思った。「お前が虫だ」。同級生に取り巻かれ、そう言われたのはお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二さんである。本紙連載「STOP自殺#しんどい君へ」を読んだ◆小学3年の夏だった。学校では体が小さく「ちび」と呼ばれ、上履きが消えたり、自分の教科書が校舎から落ちてきたり…そんな日々に虫捕りに誘われ、舞い上がった。「いじめは終わったんだ」。うれしくて早めに待ち合わせ場所に行った◆すると木の陰から同級生らが飛び出してきた。「お前が虫だ」。袋だたきにあったという。「が」の濁音がすさまじく悪意を強調するようで胸が苦しくなる。心に善意を多く持つ子供ほど仲間に入れず、いじめられる側に回るのかもしれない◆もし斉藤さんのような目にあっている人がいたら、贈りたい詩の一節がある。<私は知らなかった。私がこんなに善良さをいっぱい持っていたとは>(ホイットマン「大道の歌5」)。そう気づけるまで君は生きるべきだ。私が、と。

    7月3日 よみうり寸評

 写真家でもある洋食店の主人が、若い頃から撮りためてきた作品を披露しつつ思い出を語る。本紙都内版の人気コーナー「秋山武雄の懐かし写真館」である◆75年前、8歳だった秋山さんは疎開先で終戦の日を迎えた。昨夏の紙面でこう振り返っている。〈「戦争が終わった」と、実感したのは、秋に小学校が再開された時だ〉。登校した子供たちの歓声を行間に聞いた気がした◆時代は移って先月1日、コロナ禍のせいで長く続いた休校が全国的に解消された。戦争と疫病はむろん違うが、今の子供たちも将来、秋山さんと同じようにこの日を振り返るのだろうか◆それを考えると実は心許こころもとない。感染防止のために級友とのおしゃべりすらままならない異例の学校生活に、子供たちがストレスをためている。その心配な実態を昨日の朝刊くらし面の記事が伝えていた◆2日連続で東京の感染者が100人を超えるというニュースも入ってきた。踏ん張りどきだろう。元気な声が屈託なく上がる日をさらに遠のかせてはいけない。