将棋の王位戦第1局、藤井七段が木村王位に勝利
将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦している王位戦七番勝負第1局が1、2日、愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われ、藤井七段が95手で先勝した。
今夏、屋敷伸之九段(48)の保持する「タイトル獲得最年少記録(18歳6か月)」更新に挑戦中の藤井七段。一方の木村王位は昨年、「史上最年長での初タイトル獲得」の記録を作り、「中年の星」と話題になった。「最年少」と「最年長」の対決として、今シリーズは注目を集めている。
白の和服姿で対局に臨んだ藤井七段は、振り駒の結果、先手番となった。得意の「角換わり」を採用した藤井七段が攻め、木村王位が受ける展開となり、2日目の対局再開からは一気に終盤戦に突入。巧みに攻めをつないだ藤井七段が勝利を収めた。
終局後、藤井七段は「2日制の対局は充実感がありました。いいスタートを切れたと思うので、第2局もしっかり指したい」と話した。木村王位は「研究済みの手を試してみたが、こちらがどこかで対応を間違え、一方的になってしまった」と語った。王位戦第2局は13、14日、札幌市のホテルエミシア札幌で行われる。
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