2020年7月12日日曜日






球磨川(左)が再び氾濫(はんらん)する恐れがあるため、消防団が片付け作業をする住民らに避難を呼びかけていた=2020年7月11日午前9時10分、熊本県人吉市、藤原伸雄撮影© 朝日新聞社 球磨川(左)が再び氾濫(はんらん)する恐れがあるため、消防団が片付け作業をする住民らに避難を呼びかけていた=2020年7月11日午前9時10分、熊本県人吉市、藤原伸雄撮影  東北に接近した低気圧や梅雨前線の影響で12日未明、東海から関東の太平洋側で局地的に雨が強くなった。気象庁によると、静岡県伊豆市で1時間に70・5ミリの非常に激しい雨を記録。同県熱海市で48・0ミリ、神奈川県海老名市でも37・5ミリの激しい雨が降った。
 気象庁によると、前線は12日夜にかけて、九州以外では日本の南海上へ南下するという。ただ、予想では、13日には再び北上して東日本から西日本にかかるほか、別の低気圧が発生して日本海へ進む。このため、西日本では13日朝から局地的に雷を伴った激しい雨が予想されている。
 13日午前6時までの24時間に予想される降水量は多いところで、東北80ミリ、北陸70ミリ。14日午前6時までの48時間では多いところで、北陸と近畿で100~200ミリ、東海と四国で100~150ミリと見込まれている。
 西日本から東日本、東北ではこれまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象庁は引き続き、土砂災害に厳重な警戒を呼びかけている。(山岸玲)

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