東京都内ではこの日、感染確認者数が3日ぶりの200人台となった。都内の感染者数が100人を超えるのはこれで13日連続となる。感染者237人のうち、21日時点で感染経路が不明な人は51%にあたる120人。年代別では、20代が83人、30代が54人に上り、全体の58%を占めた。40代が37人、50代が30人、60代が11人、70代が10人と幅広い世代での感染も目立つ。
集団感染が明らかになった足立区のフィリピンパブ2店関連の感染者計21人も含まれるという。これで都が確認している2店関連の感染者は計24人となった。また江戸川区が関係者6人の感染を発表したクリニックについて、都としては利用者と職員計21人の感染を確認しているという。感染者の増加を受け、入院患者数は949人と、今月1日(280人)の3・4倍まで増えた。重症者は14人だった。
大阪府では新たに72人の感染が確認された。20代の37人を含め、30代以下が52人と約7割を占めた。72人のうち、46人の感染経路がわかっていない。
愛知県では過去最多の男女53人の感染が確認された。多くが20、30代の若年層だという。7月に入ってから20日までの感染者のうち、約4割の感染者が首都圏や関西圏と関連があるとして、県は東京への不要不急の移動自粛などを呼びかけている。一方で感染経路がわかっていないのも約3割を占める。県は、7月に入ってからの感染者の98%が無症状か軽症で、重症者がいないことなどを理由に、休業要請などは行わないとしている。
兵庫県内は12人の感染が明らかになった。宝塚市の20代男性は今月中旬ごろ、大阪市のクラブを訪れていたという。姫路市が公表した20代女性は17日に体のだるさなどの症状が出たが、それ以前に大阪府内へ行ったと話しているという。
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