2020年7月6日月曜日

7月6日 編集手帳



 かつて覇権を競った米ソの指導者、ケネディとフルシチョフは年齢が20歳以上も違った。その2人が登場する小話を立川談志さんがはなしのマクラに使ったことがある◆「ケネディだかフルシチョフだかが、体力で優劣を決めようてえんでマラソンをした。当然、若いからケネディが勝った。翌日のソ連機関紙がこう書いたそうだ。同志フルシチョフは健闘の末2位に食い込んだが、ケネディはビリから2番目であったと」◆勝利が当然視されたという点では東京都知事選も同じだろう。現職の小池百合子氏が再選を決めた◆コロナ対策が主な争点となった。有権者にすれば誰に命を預けるかの選択である。折しも東京では投票日に向け感染者が増え緊迫の度を強めた。陣頭指揮を執る姿が連日報道される現職に対し、新人は不利だったろう。五輪、市場移転、子育て対策…この危機のなか1期目の信任への論戦が十分できたかと問えば、それも心もとない◆小池さんにはビリから何番目か、という謙虚さで再選を受け止めていただきたい。4年前とは打って変わり、祝福や歓喜の声が響かない静かな開票日となった。

打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(ロイター)© スポーツ報知/報知新聞社 打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(ロイター)  前日、スタントンのライナー性の打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(31)が、一夜明けた5日(日本時間6日)、キャンプ地の本拠地ヤンキー・スタジアム入りした。
 オンライン会見に応じたブーン監督によると、前日ニューヨーク市内の病院で受けた診断は「中度の脳振とう」。この日は正午過ぎに球場に入ったという。指揮官は「食欲も睡眠も通常通りで、いい精神状態だったので、とても勇気づけられた。彼は間一髪、急所を逃れたと思う」とホッとした表情。開幕カードでの登板の可能性を問われ、「そうなるように願っている」と希望を持ちながら、一方で「脳振とう(しんとう)の後遺症は心配なので、あまり先を予測せず、日々、様子をみていきたい。長く掛からないことを願っている」と、当面は慎重に回復の経過を見守る意向だ。
 田中を球場内で見掛けたガードナー外野手は「普通に歩いていたので、状態が良いことを願っている」と語っていた。
 この日の練習では、左腕パクストンが、手前に防御ネットを立ててシート打撃に登板。「昨日起きた事は恐ろしかった。きょうはまだ最初のマウンドなので、快適に投げるためにネットを使った」と語った。
 ヤンキースは明日6日(同7日)から2日間、本拠地でナイター練習を予定している

2020年7月5日日曜日

夜の街」従業員のPCR検査徹底へ…西村再生相と小池都知事が方針確認





 東京都内で新型コロナウイルスの感染者数が増加傾向にあることを受け、西村経済再生相は4日、小池百合子都知事と内閣府で会談した。両者は感染が集中しているホストクラブなどの接待を伴う「夜の街」対策として、従業員らへのPCR検査を徹底する方針を確認した。
 西村氏は会談後の記者会見で、「陽性者が出た店舗をはじめ、同種の店舗に幅広くPCR検査の受診を勧める。(高齢者施設や病院などへの)二次感染を防ぐことが大事だ」と述べた。
 感染者の増加傾向については、「高い緊張感を持って、警戒すべき状況だということを共有した」と語った。ただ、「都全体で見れば、(感染者には)若い人が多いし、陽性率もまだ低い。病床はしっかり確保できている」と述べ、現時点で緊急事態宣言を発令する必要はないとの認識を示した。
 西村氏は小池氏に続き、首相官邸で安倍首相や加藤厚生労働相らと会談し、東京都内の感染状況について協議した。西村氏によると、緊急事態宣言発令の是非については特段の言及はなく、引き続き緊張感をもって対応することを確認したという。

東京都内で新たに111人の感染確認…4日連続100人超


 東京都内で5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに111人確認されたことがわかった。4日(131人)よりは減少したものの、1日当たりの感染者が100人を超えるのは4日連続となった。
 都によると、4日連続で感染者が100人を超えるのは、政府の緊急事態宣言が発令されていた4月22~25日以来となる。
5回表2死一塁、ビシエドが左越えに2ランを放つ© 中日スポーツ 提供 5回表2死一塁、ビシエドが左越えに2ランを放つ ◇5日 中日○6―4●巨人(東京ドーム)
 中日のダヤン・ビシエド内野手(31)が5日の巨人戦(東京ドーム)でチームを勝利に導く2アーチを放つなど3安打4打点と活躍した。
 5回2死一塁から宮国の初球、内角高めの140キロをとらえると、打球は左翼席のはるか上、バルコニー席前部を直撃する4号2ランとなった。
 3回にも適時打を放っていた主砲は、リードを3点に広げる大きな一発に「少し高めのボールだったけど、自分でもうまく打てたと思うよ。足に打球が当たりながら必死に梅津が投げているから打ちたかった。ホームランでチームに点が入ってくれてうれしいよ」と話した。
 5―4と1点差に詰められた直後の9回にもダメ押しとなる中越えの5号ソロを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
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おすすめのトピック

阪神・矢野監督「ホームランはやっぱり大きい」ボーアの満塁弾で今季初連勝© 産経新聞社 阪神・矢野監督「ホームランはやっぱり大きい」ボーアの満塁弾で今季初連勝  阪神は5日、マツダスタジアムで広島に8-3で快勝した。今季初の1試合3本塁打で初の連勝を飾った矢野燿大監督は、三回に来日初の満塁弾を放ったボーアをたたえた。
 「もちろんね。ホームランは今日の展開でもそうやけど、やっぱり大きい。しかも満塁ホームランでね」
 不振だった開幕直後との違いについては「やっぱり振りにいっている。見ようというより打ちにいっている。どう対応するかというところが良くなってきている感じ」と分析した。
 故障のマルテに代わって4番に入った大山に2試合連続弾も出た。 
 「悠輔(大山)は内容、中身もすごくあるしね。最後のヒットもすばらしいし。あのホームランも、ああいう打ち方ができればもっともっと打てそう。中身も内容もね。打撃練習でもすごく良かったんだけど、なかなか使うチャンスがなくて、悔しい思いもぶつけてると思うし。本当に中身もしっかりしている。楽しみ」と話した。
 8回6安打3失点で今季初勝利の先発西勇については「球数が増えてからも、9連戦なんで、粘ってくれてちょっとでも長く投げてくれたというのは助かったし。西らしさは随所に出してくれたんでね」と話した。


© FNNプライムオンライン 過去最多の22人が立候補した東京都知事選挙は、5日午後5時現在も投票が続いている。
今回の都知事選では、新型コロナウイルス対策や、2021年に延期された東京オリンピック・パラリンピックへの対応などが争点となった。
感染防止のため、各地の投票所では、鉛筆の消毒や投票用紙の記入台の間隔を空けるなど対策が取られている。
午後5時現在の推定投票率は、前回より1.76ポイント低い30.63%で、期日前投票を済ませた人は、前回よりも4万5,000人余り多い、およそ175万4,000人となっている。
投票は午後8時までで、即日開票され、夜には大勢が判明する見通し。
7月5日 編集手帳  一つには奇妙な姿が魅力だったのだろう。疫病封じの妖怪アマビエが話題になるなかで、おもしろい回文をネットで見つけた。「海老えび?」「マーアライオン?」「ううん。おいら、アマビエ!」◆下から読んでも同じ音になり、しかも、愛らしい。投稿したのは絵本『回文さがし』も出している芸人・音楽家の手賀沼ジュンさんだ。うまいなあと感心したのだが、実は小欄も通勤途中、ひそかに考えることがある◆しばらくすいていた電車も、最近は座れなくなってきた。頭をよぎるのは、シンプルに〈密は罪〉。うかつにモノに触りたくもないのだが、ままならない。〈分かりつつも持つ吊つり革〉◆生活も意識も変わった。〈きついマスクす、毎月〉〈会話、怖いか〉。もっとも、手賀沼さんがツイッターで発信する回文を読むと、暗くない。純粋に笑えるものをと考えているそうだ◆ふと、志村けんさんを思い出す。訃報ふほうはウイルスの怖さを世に知らしめた。それでもテレビでは、共演者たちが名作コントを振り返る番組が続く。回文にするなら〈泣いたけど、おどけたいな〉ということか。笑いはやっぱり大切だ。
2020/07/04 よみうり寸評  大観衆をのみ込んだ甲子園球場で、熱戦の火蓋は切られた。1951年のきょうと同じ7月4日、第1回オールスターゲーム初戦。勝利を呼ぶ先制打を放ち、殊勲賞に輝いたのは巨人の川上哲治だった◆テレビの本放送が始まる2年前、試合はラジオで中継された。多くの人がその音に耳を傾け、「打撃の神様」の活躍に心躍らせたことだろう◆70回目となる今年の球宴は中止となったが、シーズン戦はテレビやネットで中継され、盛り上がりを見せている。ファンを引きつけているのが「音」だという◆投球時に投手が発するうなり声。球種や球速によって変化する捕球音…。普段なら鮮明には聞こえるはずのない音と静寂がもたらす「想像以上の臨場感」の魅力を、直木賞作家の木内昇さんが本紙への寄稿に綴つづっている◆木内さんは原稿の終盤で「球場で声援を送れない寂しさ」にも触れる。10日からは、観客が段階的に球場に戻ってくる。いっとき、静けさが生む音を味わいながら、球場を大歓声が包むその日を待ちたい。
豪雨で球磨川が氾濫し、浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」=4日午前11時44分、熊本県球磨村(共同通信社ヘリから)© KYODONEWS 豪雨で球磨川が氾濫し、浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」=4日午前11時44分、熊本県球磨村(共同通信社ヘリから)  熊本県南部を襲った豪雨で、県は4日、球磨川の氾濫などで計15人が心肺停止になったと明らかにした。9人が行方不明で、1人が重体。芦北町と消防によると、県の公表分とは別に、同町で女性の死亡が確認された。警察や消防、陸上自衛隊が救助活動を本格化させた地域がある一方、複数の自治体で住民が孤立。山間部を中心に救助が届かない地域が出ており、さらに被害規模が拡大する可能性がある。
 県によると、球磨村渡乙の球磨川支流近くにある特別養護老人ホーム「千寿園」が浸水し、14人が心肺停止で見つかった。
 県は当初、津奈木町で2人が心肺停止で見つかったと発表したが、1人に訂正した。
熊本県球磨村で氾濫した球磨川=4日午前11時43分(共同通信社ヘリから)© KYODONEWS 熊本県球磨村で氾濫した球磨川=4日午前11時43分(共同通信社ヘリから) 

2020年7月4日土曜日



プロ野球   7/4




7月4日(土) セ・リーグ



巨人 対 中日 詳細を見る

東京ドーム 2回戦
試合終了
123456789
中日000003000
巨人31002010X

ヤクルト 対 DeNA 詳細を見る

神宮 2回戦
18時00分 開始予定
123456789
DeNA
ヤクルト

広島 対 阪神 詳細を見る

マツダスタジアム 1回戦
9回裏
123456789
阪神210200211
広島00000300

7月4日(土) パ・リーグ



日本ハム 対 ソフトバンク 詳細を見る

札幌ドーム 5回戦
試合終了
123456789
ソフトバンク302001011
日本ハム000000030

楽天 対 ロッテ 詳細を見る

楽天生命パーク 5回戦
試合終了
123456789
ロッテ1000000
楽天1010100
© FNNプライムオンライン 東京都できょう新たに131人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。
3日連続で100人以上の感染者となり、きのうの124人を超え緊急事態宣言解除後の
最多を更新しました。
関係者によりますと131人のうち100人ほどが20代と30代で占めていてエリアでは、新宿が50人以上で25人が集団検査で感染が確認されたということです。

将棋の王位戦第1局、藤井七段が木村王位に勝利



木村王位に勝利し、対局を振り返る藤井七段(日本将棋連盟提供)
木村王位に勝利し、対局を振り返る藤井七段(日本将棋連盟提供)
 将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦している王位戦七番勝負第1局が1、2日、愛知県豊橋市のホテルアークリッシュ豊橋で行われ、藤井七段が95手で先勝した。
 今夏、屋敷伸之九段(48)の保持する「タイトル獲得最年少記録(18歳6か月)」更新に挑戦中の藤井七段。一方の木村王位は昨年、「史上最年長での初タイトル獲得」の記録を作り、「中年の星」と話題になった。「最年少」と「最年長」の対決として、今シリーズは注目を集めている。
 白の和服姿で対局に臨んだ藤井七段は、振り駒の結果、先手番となった。得意の「角換わり」を採用した藤井七段が攻め、木村王位が受ける展開となり、2日目の対局再開からは一気に終盤戦に突入。巧みに攻めをつないだ藤井七段が勝利を収めた。
 終局後、藤井七段は「2日制の対局は充実感がありました。いいスタートを切れたと思うので、第2局もしっかり指したい」と話した。木村王位は「研究済みの手を試してみたが、こちらがどこかで対応を間違え、一方的になってしまった」と語った。王位戦第2局は13、14日、札幌市のホテルエミシア札幌で行われる。



       

2020/07/04 

コロナ感染者増 第2波阻止へ警戒緩めずに



 
 
東京都で、新型コロナウイルスの感染者数が2日連続で100人を超えた。再流行を防ぐため、一人ひとりが注意深い行動を心がけたい。
感染が目立つのは、20代~30代の活発に動き回る若年層だ。ホストクラブなど接待を伴う「夜の街」の関係者が多い。従業員の集団検査で、一度に多数の感染者が見つかるケースもある。
 自分が無症状でも、感染が確認されれば、一定期間、隔離され、日常生活に支障が出る。高齢者にうつす危険もある。帰省や旅行で、地方に感染を広げるかもしれない。軽視すべきではない。店側も、手指の消毒や飛沫ひまつの拡散防止など、業界の指針に従って感染防止策を徹底してほしい。
 緊急事態宣言が出ていた当時は、発症した患者を対象にPCR検査を実施していた。現在は、症状がない濃厚接触者も対象にしている。検査が拡充されたため、陽性者が増えた面はあるだろう。
 ただ、警戒の目安となる都の指標では最近、感染経路不明者や入院患者が増加傾向にある。改めて気を引き締め、第2波につながる感染の連鎖を断ち切りたい。
 小池百合子都知事は現状について、「感染が拡大しつつある」との認識を示した。感染防止対策を徹底していない飲食店などには行かないように呼びかけた。
 繁華街を起点として、感染が拡大する可能性がある。会食をする場合でも、店の換気は十分か、参加者は多すぎないかなど、注意しながら行動することが重要だ。
 問題は「夜の街」だけではない。感染経路が不明な感染者は全体の半数近くを占める。自分もいつどこで感染するかわからないという心構えで、しっかりと感染防止策を講じることが欠かせない。
 若年層は発症しても重症化する例は少ない。そのため、医療体制は4月~5月のピーク時ほど逼迫ひっぱくしていない。それでも、今後、感染者が増え続ければ、重症者も必然的に多くなる。医療機関は早めに病床の確保を進めてほしい。
 緊急事態宣言期間中の厳しい行動制限を経て、ようやく経済活動や学校生活が元に戻りつつある。今のところ、政府は再度の宣言発令には慎重な姿勢を見せているが、医療崩壊が起きそうになれば、検討を迫られよう。
 密集した場所は避けるといった感染対策の基本は、広く理解されるようになった。各自がリスクの高い行動を避け、感染を抑えながら、上手に日常生活を続けていく工夫が求められる。