2020年7月6日月曜日


打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(ロイター)© スポーツ報知/報知新聞社 打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(ロイター)  前日、スタントンのライナー性の打球を頭部に受けたヤンキースの田中将大投手(31)が、一夜明けた5日(日本時間6日)、キャンプ地の本拠地ヤンキー・スタジアム入りした。
 オンライン会見に応じたブーン監督によると、前日ニューヨーク市内の病院で受けた診断は「中度の脳振とう」。この日は正午過ぎに球場に入ったという。指揮官は「食欲も睡眠も通常通りで、いい精神状態だったので、とても勇気づけられた。彼は間一髪、急所を逃れたと思う」とホッとした表情。開幕カードでの登板の可能性を問われ、「そうなるように願っている」と希望を持ちながら、一方で「脳振とう(しんとう)の後遺症は心配なので、あまり先を予測せず、日々、様子をみていきたい。長く掛からないことを願っている」と、当面は慎重に回復の経過を見守る意向だ。
 田中を球場内で見掛けたガードナー外野手は「普通に歩いていたので、状態が良いことを願っている」と語っていた。
 この日の練習では、左腕パクストンが、手前に防御ネットを立ててシート打撃に登板。「昨日起きた事は恐ろしかった。きょうはまだ最初のマウンドなので、快適に投げるためにネットを使った」と語った。
 ヤンキースは明日6日(同7日)から2日間、本拠地でナイター練習を予定している

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