2020年8月29日土曜日


 安倍首相は、歴代内閣が解決できなかった北朝鮮による日本人拉致問題や北方領土問題などの外交課題や憲法改正に挑んだ。記者会見では「拉致問題をこの手で解決できなかったことは痛恨の極みだ」と述べた。北方領土問題と憲法改正にも触れ、「志半ばで職を去ることは断腸の思いだ」と悔しさをにじませた。 政権の最重要課題と位置づけた拉致問題については「ありとあらゆる可能性、様々なアプローチで、全力を尽くしてきたつもりだ」と語った。トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談で言及したことなどを挙げ、国際的にも拉致問題の認知度を向上させたと強調した。
 今後の活動については「一議員として活動を続け、様々な政策課題の決定に微力を尽くしていきたい」と述べ、政治活動を継続していく考えを示した。次期衆院選にも出馬する意向だ。

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