2020年8月23日日曜日

英スコットランド・アバディーンを訪れたドナルド・トランプ氏と姉のマリアン・トランプ・バリー氏(2008年6月10日撮影、資料写真)。© AFP/Ed Jones 英スコットランド・アバディーンを訪れたドナルド・トランプ氏と姉のマリアン・トランプ・バリー氏(2008年6月10日撮影、資料写真)。 【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の姉であるマリアン・トランプ・バリー(Maryanne Trump Barry)氏が、同大統領は冷酷なうそつきで、節操がないために信用できる人物ではないと評していたことが、ひそかに録音された音声で明らかになった。
 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が入手し、22日に公開された音声の中で、バリー氏は、移民の子どもたちが国境で両親から引き離され、収容施設に送られることになったトランプ氏の移民政策を激しく批判。
「彼が望んでいるのは、支持層にアピールすることだけ」「節操なんて、まったくない」「彼のひどいツイートやうそときたら。ああ、本当にまったくもう」と語った。
 ひそかに録音したのはトランプ氏のめいのメアリー・トランプ(Mary Trump)氏。同氏は先月、トランプ氏を生み出した「有毒な家族」について回顧録を出版。この回顧録は、発売初日に約95万部を売り上げた。
 音声の中でバリー氏はメアリー氏に、「全部いかさま。いかさまで冷酷。ドナルドは冷酷だ」とも語っている。
 この音声はまた、トランプ氏が金銭を払って他人に大学進学適性試験「SAT」を受けさせ、その結果を用いてペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)の名門経営大学院ウォートン・スクール(Wharton School)に入学したとのメアリー氏の主張の情報元を明るみに出した。
 バリー氏は、「彼がペンシルベニア大に入学したのは、誰かに試験を受けてもらったから」と話し、替え玉となった男性の名前を覚えていると付け加えた。
【翻訳編集】AFPBB News

0 件のコメント:

コメントを投稿