2020年8月23日日曜日

シベリアやモンゴルの抑留犠牲者を追悼する集いで祈りをささげる新関省二さん=23日午後、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑© KYODONEWS シベリアやモンゴルの抑留犠牲者を追悼する集いで祈りをささげる新関省二さん=23日午後、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑  戦後にシベリアやモンゴルに抑留され、強制労働に従事し死亡した日本人犠牲者を追悼する集いが23日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で集会後の懇談会などは中止。遠方の遺族らは参加を控え、例年より少ない約100人がマスク姿で祈りをささげた。
 主催したシベリア抑留者支援センターの世話人で抑留経験がある新関省二さん(94)=横浜市青葉区=は「コロナで遺骨収集も墓参もできない状態が続く。大きな発想や方法の転換が求められている」と述べた。昨年発覚した抑留者の遺骨取り違え問題に触れ、「対応に国の誠実さが問われる」と訴えた。

0 件のコメント:

コメントを投稿