2020年8月23日日曜日

 同居する祖母(91)の首を刺して殺そうとしたとして、奈良県警天理署は22日、天理市指柳町、孫の無職男(36)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。「祖母の認知症が進み、殺すしかないと思った」と容疑を認めているという。
 発表によると、男は22日午前0時35分頃、寝室で祖母と口論になり、自宅にあった枝切りバサミ(刃体約5センチ)で首を刺して殺害しようとした疑い。祖母は首に、全治10日ほどの刺し傷を約10か所負ったが命に別条はないという。
 天理署によると、男は祖母と両親との4人暮らし。騒ぎに気づいた父親が、男からハサミを取り上げ制止し、母親が119番した。天理署は、日頃から家庭内でトラブルがなかったか経緯を調べる。

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