唯一陽性ゼロだった岩手県で2人初感染…1人は関東で友人とキャンプ
- 新型コロナ
- 岩手県は29日、盛岡市の40歳代男性と宮古市の30歳代男性の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同県はこれまで、47都道府県で唯一、感染者が確認されていなかった。
県などの発表によると、盛岡市の男性は23~26日に関東地方のキャンプ場に県外の友人3人と滞在、同じテントに宿泊した。友人の1人が28日に陽性と判明したため、29日に県内でPCR検査を受け感染が判明した。のどの違和感とせきの症状がある。宮古市の男性は27日にPCR検査を受け、29日に陽性が判明した。
達増拓也知事は29日夜、盛岡市の谷藤裕明市長と県庁で共同記者会見を開き、「一刻も早い回復をお祈りする。これまで陽性がゼロだったが、岩手も例外ではなく、誰もが感染する可能性がある」と話した。
岩手県は、鳥取県で4月10日に感染者が確認されて以降、約3か月半にわたり47都道府県で唯一「感染者ゼロ」の状態が続いていた。達増知事は「第1号になっても県はとがめません」と呼びかけてきた。
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