2020年8月30日日曜日

加藤一二三九段© スポーツ報知/報知新聞社 加藤一二三九段  30日放送のフジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」(日曜・前7時)に、史上最年少2冠・八段となった将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=による空前の将棋ブームを受け、藤井2冠の師匠・杉本昌隆八段(51)、元女流棋士でタレントの竹俣紅(22)、将棋の加藤一二三九段(80)が出演。将棋観や藤井2冠について語り合った。
 加藤九段はテレビ番組で「今、藤井2冠と対局したら勝てるか」とよく聞かれることを明かし「答えは互角に渡り合える」とコメント。「藤井さんが今まで経験していない将棋で、私が経験していない将棋があって」と理由を説明し「藤井さんは多分見たことないだろうと。これだったら聡太と戦っても、そう簡単には負けない」と笑いながら語った。
 また、天才とは何かと聞かれた加藤九段は「僕はね30歳を超えて強くなったの。30歳を超えてからの将棋は自信があります。だから、僕の天才の定義は30歳を過ぎてからも充実した将棋を指す人が天才だと思います」とコメント。「例えば藤井さんね、30歳を超えて少し何となくシャキッとしないなと思ったら、加藤一二三を見ろと言いたい」と語った。
 また記録についても「私のね、空前絶後の大記録はね、一つはA級から5回落ちてBの1からAに戻ったこと。対局数も1位なんだけど、対局数は抜かれると思っている。これは抜かれないと思っているのはA級からBに5回落ちてカムバックしたっていうのはね、これはそんな人はこれから出ませんよ、絶対に」と自信を語った。

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