2020年9月18日金曜日

 

次官連絡会議で訓示する菅義偉首相(左から2人目)=18日、首相官邸© 時事通信 提供 次官連絡会議で訓示する菅義偉首相(左から2人目)=18日、首相官邸

 菅義偉首相は18日午前、各府省の事務次官らが政策課題を協議する「次官連絡会議」に出席し、「事務方の責任者である皆さんが率先して行政の縦割りを打破し、既得権、あしき前例主義を打ち払って大胆な規制改革を進めてほしい」と訓示した。最優先課題として新型コロナウイルス対策と経済再生の両立を挙げ、内閣の方針や閣僚の指示に従って積極的に政策立案するよう求めた。

 首相は「世の中には国民の感覚から大きく懸け離れ、当たり前でないことが残っている」と改めて指摘。「現場の声に耳を傾け、何が当たり前なのか、しっかりもう一度見極めてほしい」と各次官に指示した。

 連絡会議は旧民主党政権が廃止した事務次官会議に代わるもので、第2次安倍内閣が発足した2012年12月から首相官邸で定期開催されている。通常、首相は出席しないが、今回は就任直後の自身の方針を事務方に徹底させる狙いとみられる。

【「半沢直樹」シリーズ最新刊、作家・池井戸潤氏インタビュー】より深く、人間を見つめる。『アルルカンと道化師』は、今だから書けた物語かもしれない。© ダイヤモンド・オンライン 提供 【「半沢直樹」シリーズ最新刊、作家・池井戸潤氏インタビュー】より深く、人間を見つめる。『アルルカンと道化師』は、今だから書けた物語かもしれない。

ドラマのセカンドシーズンも、いよいよ大詰めの『半沢直樹』。

ドラマ原作の『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』に続き、

シリーズ最新作『半沢直樹 アルルカンと道化師』が9月17日に刊行された


躍動感のあるエンタテインメントの筋立ての中で、人物の心情に迫った物語は、どのように造形されたのか。刊行開始から12年を経た現在、池井戸潤氏に、新作とシリーズへの思いを尋ねた。

(撮影/小林 司、文/大谷道子)

銀行員としての肌感覚を取り戻す

半沢直樹・原点回帰の物語

――コロナ禍により7月スタートとなったドラマ『半沢直樹』第2シーズン。視聴率も反響も予想を上回り、毎週、世を席巻しています。原作者として、どのようにご覧になっていますか。

池井戸潤氏(以下、池井戸) 毎週観ていますが、シナリオがほとんど役に立っていないドラマですよね(笑)。一応僕のところにも送られてくるので台本には目を通しているんですが、放送を見ると「あれ? こんな場面あったかな」と。で、調べてみると、やっぱりない。香川照之さんが演じる大和田の《施されたら施し返す。恩返しです》も《おしまいdeath!》も、伊佐山(市川猿之助・演)の《詫びろ詫びろ詫びろ……》もありません。誰がどう決めてああなっているのかまったくわかりませんが、あまりにも変わるから僕にも先が読めなくて、それはそれで面白いなと思って。毎週、楽しんで見ています。

――原作第3作の『ロスジェネの逆襲』編が終わり、現在は航空会社の再建をモチーフにした『銀翼のイカロス』編を放送中。しかし、9月6日にはドラマ本編の収録が間に合わず放送が延期され、代わりにキャストやスタッフによる生放送トークを急遽代替放送されました。それでも、22パーセントを超える高視聴率です。

池井戸 本当に全10回オンエアできるかどうかというところもまた、見どころになっているようですね(笑)。とはいえ、ドラマも終盤に向けてきっちりとストーリーが示される展開になっていくはずなので、さらに楽しめるのではないかと思います。

――その最中、「半沢直樹」シリーズ6年ぶりの新作である『半沢直樹 アルルカンと道化師』が刊行されます。今年1月に行った当媒体のインタビューで予告されていたとおり、舞台はシリーズ第1作『オレたちバブル入行組』の前の時代。いわば“エピソードゼロ”に当たりますが、この時代を舞台にしようと思った理由は?

池井戸 『銀翼のイカロス』まで書いてきて、ちょっと物語が大きくなりすぎたという感覚があったんです。銀行員としてもう少し現場に近い、卑近な戦いを書いてみたい。巨大航空会社と、何千億という資金を巡って切った張ったを繰り広げるのもいいですが、もう少し肌感覚のある話も書いてみたいと。そうすると、半沢が大阪西支店にいた融資課長時代がいちばんいいなと思って。読者目線に比較的近く、規模も大きすぎないから、『半沢直樹シリーズ』の本筋である人間ドラマを際立たせることができるんじゃないかと考えました。いわば、原点回帰というわけです。

ミステリの手法で謎を解き、

人生模様を浮かび上がらせる

――大阪にある老舗美術出版社のM&Aを扱うことになった半沢。その裏には銀行上役のさまざまな思惑が蠢いており、彼は否応なくその渦に飲み込まれます。しかし、真剣な丁々発止が繰り広げられる場が、会社の屋上での地元企業との“とある”行事だったりと、確かに第4作(銀翼のイカロス)までとムードが違っていますね。

池井戸 ああいう行事は、実際にあるんですよ。僕が銀行員だった頃、半沢と同じく大阪西支店に勤めていたんですが、そこには地元の顔役のような企業経営者が集まり、預金の協力を取り付けたりする機会でもあったので、けっこう大事な行事だったんです。

――作中、探偵のような役回りで美術出版社のお家騒動に関わり、そこに秘められた人々の思いを知る半沢。銀行員の仕事を通し、人の表情や街の仕組みが見えてきます。

池井戸 中小企業に貸すお金は、その経営者の人生と密接にリンクしているので、そこが航空会社のような大企業に貸すときとは、ずいぶん違いますね。人の生き方を、お金の動きと結びつけて語りやすい。そういう意味では、今作は小説のサイズ感にあった物語世界になっているんじゃないかと思います。

――タイトルの『アルルカンと道化師』は、作中に登場する絵画《アルルカンとピエロ》に由来。半沢は絵に隠された秘密を追って、いわば探偵のように謎に迫っていきますが、その中で芸術家の人生や、その周囲にいる人々のドラマが織り込まれていきます。

池井戸 半沢直樹シリーズの次の物語を考えていたとき、ある画集でアンドレ・ドランの絵画『アルルカンとピエロ』を見て、絵画と結びついたミステリ風味の物語が浮かびました。僕はもともと江戸川乱歩賞でデビューした作家ですから、これまで大企業や町の中小企業を舞台にした作品でも、実は一貫してミステリやサスペンスの手法を使って書いてきたんです。

 アルルカンもピエロも、日本語ではどちらも道化師と訳されますが、悪賢いのがアルルカン、純真でちょっと抜けているのがピエロ。悪巧みの巣窟みたいな銀行内部は、まさにアルルカンの集団です。

 登場人物の中には、芸術家を目指しながら挫折した人々が何人も登場しますが、理想と食い違ったまま人生が転がっていく、そういう悲哀が滲む場面はなかなか書けなかったですね。書けないというか、書きたくなくて、飛ばして飛ばして、最後の最後に書きました。

――しかし、理想と現実のギャップに苦しむ人たちの思いが切実に描かれた、いい場面です。彼らのような人たちのためにお金を貸したいという、半沢直樹の職業人としての思いが伝わってきます。

池井戸 けっこう腹黒いけど、なかなかいいヤツですよね(笑)。人を中心に描く物語の書き方は、第1作の『オレたちバブル入行組』(2008年刊)を書いた頃にはしていなかったかもしれません。もっと無邪気に、面白さしか考えていなかったというか。でも、10年以上が経って、登場人物たちの心情や生きざま、彼らが抱える矛盾に踏み込む、そういう人間寄りの視点で書くようになった。『アルルカンと道化師』は、そんな今だから書けただろうし、書かなければならないと思った物語だったのかもしれません。

シリーズものと新作と、

さらに旺盛に、意欲的に書き続けたい

――人間力をつけた半沢が、次にどんな活躍を見せるか。新作を上梓したばかりですが、シリーズは今後どう展開をするのでしょうか。

池井戸 さすがにまだ次の構想はありません(笑)。が、いろいろ考えられるとは思います。

 実はこの『アルルカンと道化師』は、コロナ禍でゴルフなどのイベントが全部飛んだ中、ものすごく仕事がはかどって超特急で書き上げたんです。だから作家としては、前の日常に戻さないように、すぐ次を書きたい。すでに『民王』の続編に取り掛かっていますが、誰もが知っているシリーズものを一編書いたら次はまったくの新作をというふうに、交互に書いていけたらと思っています。

――そのためには、何が必要ですか?

池井戸 圧倒的に、執筆にかける時間ですね。そのために何を削るかといったら、まずはゴルフ。たとえば週1回、年間50日行っていたとしたら、それをまるまる削るか、週1を月1にするだけで、プラス1冊書けると思います。これをまず、確保します。

――お好きなゴルフですが、よろしいんですか?

池井戸 最近、ふがいないゴルフ続きで、行くたびにストレスが溜まってしょうがないので、いいんです(笑)。それに引き換え、小説を書いているぶんには、楽しいばっかりで何のストレスもない。「次、どうしようかな」って、常に本を読んでいるような感覚で楽しめるわけですから、精神衛生上はずっといいですよ。

――続編も楽しみですが、まったくの新作にも興味が湧きます。

池井戸 皆さんが待ってくださっているものは、すでに知っている世界。でも、僕の頭の中に入っていて、皆さんがまだ知らない、「こういうの、面白いと思うんだけどな」というアイデアが、まだまだたくさんあるんです。新しい挑戦ができるものなのか、オリジナリティーが出せるのか、小説にするまでにはいろいろとハードルをクリアしなければなりませんが、少なくとも作家としてはコロナを機に、さらに意欲的に取り組んでいきたいと思っています。

 

© FNNプライムオンライン

政府の観光支援事業「Go Toトラベル」で、10月から対象に追加される東京を発着とする旅行の販売が、18日正午から始まる。

都内の旅行会社からは、「待ちに待っていた」と効果を期待する声が上がっている。

飛鳥旅行・村山吉三郎代表取締役「東京が加わることは、とにかく待ちに待ちに待ち望んだGo Toトラベル参加で非常にうれしい。やっとこれでお客さんが来るかなという感じ」

この旅行会社の7月と8月の売り上げは、2019年と比べ9割以上落ち込み、8月はゼロに近い状態だったという。

旅行会社が期待をにじませる一方、旅行先でトラブルが起きないか、心配する都民もいる。

飛鳥旅行・村山代表取締役「旅行に行きたいけど大丈夫なのかと。観光地に行って、東京から何しに来たのって言われないかという部分」

今後、都内の感染状況の警戒のレベルが引き上げられたりした場合、政府は東京を対象に加える時期の延期も検討する方針。

その場合、赤羽国交相は、旅行者がキャンセル料を支払わずにすむよう、対策をとるとしている。

 

© Reuters/Danielle Parhizkaran テニス=キング氏が大坂を絶賛「ナオミは本当に特別」

[ロンドン 17日 ロイター] - テニスの女子ツアーを統括するWTAの創設者で往年の名選手であるビリー・ジーン・キング氏(76)が、ことしの全米オープン女王の大坂なおみ(22)について、「本当に特別。素晴らしいリーダーになると思う」などと称賛の言葉を述べている。

大坂は先週末の全米オープン決勝でビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を下し、自身3回目となる四大大会優勝を果たした。ただ、優勝したことだけではなく、全米オープンという大舞台で大会を通し、人種間の平等を訴えたことでも大きな注目を集めた。

全米テニス協会の賞金額の多大な男女格差に抗議し、最終的に1973年のWTAツアー創設につながることになる独自のツアーを始めた選手9人「オリジナル・ナイン」を先導したキング氏は、大坂について「彼女はすでにコートの中でも外でも非常に大きな存在。さまざまな意味でナオミはオリジナル・ナインの賜物である」とコメント。

さらに「彼女こそが、私たちが戦った理由。出身がどこであろうとも、実力が十分にあれば競争の場を得られるということ。ナオミは私たちの夢と希望から生まれた選手だ」と続けた。

また、人種平等を訴えたことで大坂はより大きな注目を浴びたが、キング氏は同選手がテニス界の声としての責任を背負うことができると確信しており、ロイターに対し、「セリーナやビーナス(・ウィリアムズ)も有色人種の女性のために声を上げ続け、ビーナスは平等な優勝賞金のために戦ったことを忘れてはならない」としつつも、「ナオミは本当に特別。長年にわたり素晴らしいリーダーになると思う。テニス界に彼女がいることは、私たちにとって非常に幸運なこと」とも語った。

 

ベンチから戦況を見つめる原監督(左)と阿部ヘッドコーチ代行。将来の監督候補として経験を積ませている© Number Web 提供 ベンチから戦況を見つめる原監督(左)と阿部ヘッドコーチ代行。将来の監督候補として経験を積ませている

 言葉は悪いが「やりたい放題」である。

 巨人は元木大介ヘッドコーチが虫垂炎で入院したことを受け、9月16日の阪神戦から急遽、阿部慎之助二軍監督を一軍のヘッドコーチ代行に引き上げ、村田修一・二軍野手総合コーチを二軍監督代行とする臨時の配置転換を行った。

 元木ヘッドの病欠による異例の人事だった。

 ことの経緯はこうだった。

 16日の朝に元木ヘッドが腹痛を訴え、病院で検査の結果、虫垂炎であることが判明。医師の判断により入院して手術をすることになった。この経緯が原辰徳監督に報告されたのが、午後1時半過ぎ。そこで原監督が阿部二軍監督のヘッド代行を即決した。

通常なら代行を置くとすれば一軍スタッフの中から

「今日(東京ドームに)来てから、トレーナーと(元木)ヘッドが来て『ちょっとこういう訳で手術する』ということで、よし分かった、と。一つ体の方を大事に、ということでそこからですね。13時半くらいじゃないでしょうか。それで二軍の監督代行に関しては村田に任せるということで」

 これで急遽、この日神奈川・平塚球場でナイターのDeNA戦を予定していた阿部二軍監督が東京ドームに呼ばれることになったのだという。

 ヘッドコーチが病気で、ある期間ベンチに入れなくなった訳だが、通常なら代行を置くとすれば一軍スタッフの中からそれ相応な人物が選ばれるのが対処法だ。

 今の一軍スタッフを見回せば吉村禎章作戦コーチという打ってつけの人物もいる。それで十分のはずだろう。またあえてヘッドコーチの代行は置かずに、元木コーチが欠けたままで何試合かを消化するという考えもあるだろう。

 しかしわざわざ二軍監督を呼び寄せ、一軍のヘッドコーチ代行に据える。そこにはそれなりの意図があり、何らかの思惑がなければありえない配転であることは間違いない。

「その風景を見る心境はその時々で随分と変わっていく」

「最善策だって。最善策ということですよ」

 試合後にその点を問われた原監督はこう話すのみで、多くを語ろうとはしなかった。

 それでももちろん自分の後継候補の筆頭にいるのが阿部二軍監督であることは周知の事実である。これを機会に指導者として経験を積ませるチャンスとして、呼び寄せたことは明白だった。

 阿部二軍監督にしてみれば、つい昨年までは現役選手として見てきた東京ドームの一塁ベンチからのグラウンド風景のはずだ。

「人が人生や仕事で見る風景は変わることはないけれど、その風景を見る心境はその時々で随分と変わっていくものなんだよね」

“内野5人シフト”を敢行した采配を振り返った

 原監督がこんな風に、立場、経験による世界観の変化を語ったことがある。

 阿部二軍監督本人は昨年は「半分はコーチの気持ちでベンチから試合を見ていた」(阿部)と語っていた。二軍監督となった今季もファームの試合で東京ドームの一塁ベンチから指揮を執った経験もある。それでも一軍の指導者として、ベンチから見る東京ドームのグラウンドの風景はこれが初めてのはずだった。

 そういう経験をすることの意味。

 同じ「景色」という言葉を使って、原監督がその意味を説明したことがある。

 2度目の監督時代の2014年7月11日の阪神戦でレフトの亀井善行外野手を内野に移動させて“内野5人シフト”を敢行した采配を振り返った時だった。

「実際にそういうシチュエーションで守ってみることで、選手が次に違ってくる。例えば(阿部)慎之助(捕手)はどういうリードが必要なのかとか、経験できて考える材料が増えるはずです。守っている選手たちも、一度、やってみることで本番で見えてくる『景色』が変わるはずなんだ。そういう経験を積ませるチャンスだと思った」

必ず本当に勝負のときに役に立つ

 阿部二軍監督にとってみれば、これまでも散々、見てきた景色が一軍の首脳陣として、ヘッドコーチ代行として見たときに、どう映るのか。一度、それを経験することの大事さ。そこで見た景色は、必ず本当に勝負のときに役に立つ。

 そんな思いで即決した配転だったのである。

 もちろん阿部二軍監督にしても監督に就任して、実戦を通して“阿部流”の動きは身につけてきたはずだ。

 ただ、二軍は育成ありきの勝負の世界。一軍のベンチでは、勝負にかかる比重が比較にならないほど高くなる。それだけにこれまで二軍では経験したことのないような、1球毎に変わる目まぐるしい作戦の組み立て直しや選手起用の変更など、指導者としての視野を広げる機会にも繋がったはずだ。

その機を伺っていたからこそ、即断即決できた

 ヘッドコーチ代行初日の阪神戦では一塁を守っていた亀井の守備交代のタイミングが遅れるなど、不慣れが見える場面もあった。

「僕もあの目線で一軍の試合を指導者として見るのは初めて。凄く色々なことを考えないといけないなと思いながら、ずっと試合を見ていましたけど。あの目線からだと難しい部分は感じますし、元木ヘッドが戻るまで、足を引っ張ることがないようにやれればいいし、できることはやっていきたい」

 そういうことを指導者の立場でできるだけ早く経験することで、二軍に戻ったときにも、またベンチワークの幅を広げるきっかけにもなる。だからこそできるだけ早く一度は一軍のベンチからの景色を見せたい。変わらぬ景色を見たとしても、見えてくる景色は確実に変わってくるはずなのである。

 原監督はその機を伺っていたからこそ、即断即決で配転を決意できたことだった。

“阿部チルドレン”がグラウンドを駆け回った

 坂本勇人内野手と岡本和真内野手を2人の主力選手を欠いた阿部ヘッドデビューの阪神戦。それでも右下手投げの青柳晃洋投手の先発に対して、若手主体で球団史上初となるオール左打者で組んだ打線が爆発。開幕から二軍で鍛えられてきた田中俊太内野手や立岡宗一郎外野手らの“阿部チルドレン”がグラウンドを駆け回ってヘッド代行の初陣を白星で飾った。

「勝つことが最大の目的であり、それが私が監督になった最大の役割。でももう1つ、今度はやならければならないと思っていることがある。それは後継者の育成です」

 一昨年のオフに3度目の監督就任が決まった直後の原監督の誓いだった。

 その2つの目標を一軍の舞台で両立させてしまう。

 ペナントレース独走の原巨人は、まさに「やりたい放題」である

 

滋賀県内の各市町の修学旅行への対応

© 京都新聞社 滋賀県内の各市町の修学旅行への対応

 長期休校など教育現場に前例のない対応を強いたコロナ禍は、秋の修学旅行にも暗い影を落としている。滋賀県内の多くの自治体で、学校現場は行き先変更や宿泊の中止など、従来とは異なる形での実施を求められている。感染症対策に加え、計画変更などによるキャンセル料の発生など、学校関係者はさまざまな課題に直面している。

 高島市と彦根市は、修学旅行の中止を決断した。高島市教育委員会学校教育課は「大変難しい決断だった。校長から『安心して任せてください、と言えるだけの材料がない』との声もあった」と明かす。「かけがえのない行事なので、代わりに思い出に残る行事はさせてあげたい」

 彦根市教委学校教育課も「学校行事の中でも一大イベント。ただ市内でも学校の規模に差があり、一律に3密を回避する旅行計画は難しかった。苦しい判断だった」と打ち明けた。

 一方、「行き先の県に国が緊急事態宣言を出したり、その県が独自の非常事態宣言を出したりしていない」(草津市)、「日帰りにする」(栗東市)などの条件付きで、修学旅行を原則実施する方針の自治体もある。

 日帰り旅行に変更した近江八幡市では、バスを利用する際、乗車率を6割程度に抑える。近隣県での2日連続の日帰り旅行を計画する竜王町も、例年よりも大型のバスを利用するなどして3密の状態を避ける。

 修学旅行の中止や計画変更で、キャンセル料が発生した場合の予算措置にも目を配る必要がある。

 高島市や愛荘町は市町が負担することに決めた。東近江市や彦根市、湖南市なども市町が負担する方針で、竜王町は一部補助の方針。日野町は保護者負担の最大50%を負担する予算措置を講じる考えで、守山市は計画変更で発生する料金を負担する方向で検討しているという。

 野洲市は、開会中の9月定例議会に、21日前までにかかるキャンセル料175万9千円を計上する補正予算案を提案。しかし「前日や当日に児童や生徒に感染者が出て100%キャンセル料が発生すれば、感染者への誹謗中傷が予想される」と頭を悩ませ、さらなる予算計上の検討を進めている。

 


忍耐&根性で乗り越えず、「しくみ」の見直しへ

ちびっ子の育児中は、とにかく余裕なし。思考停止の状態で、目の前に発生する「やらなきゃいけないこと」にひたすら挑む日々……続いてませんか?

ワンオペ育児ならなおさらです。知らないうちに体力と気力の限界をむかえ、ゲンナリして回復しない。じきに疲れていることにも気づかなくなるけど、去年の写真と比べると、確実に老けたと感じる……。

そんな育児を忍耐と根性で乗り切ってきた方、そろそろ無理ゲーから降りて、生活をまわす「しくみ」を考えてみませんか。

家事育児を「絶対、やらなきゃいけない」のか精査する

目的は、心身ともに健康な状態で子どもと一緒に生きていくため。言い換えれば、毎日のくらしを今より快適にするために、毎日のやるべきことを「自分(親)がやったほうがいいこと」と、「自分がやらなくてもOKなこと」にざっくり分けて考えてみます。

人によって違うでしょうが、正直、私の場合は以下でした。

▼自分(親)がやったほうがいいこと・子どもと話して、ふれあうこと(メンタルケア)

・仕事

▼自分がやらなくてもOK・朝晩の食事づくりと片付け……1日1.5時間程度

・掃除……1日換算15分

・洗濯……1日20分(乾燥機でシワになるものを干す、とりこむ、畳む等)

・子どもたちの送り迎え……1日1~1.5時間程度(スムーズに帰路につけないときは時間がかかる)

つまり私の場合、家事のほとんどは「私がやらなくてもOK!」と感じ、自分以外の人間がやれば、1日約3時間が浮くことが判明しました。

そこで、一番エネルギーを必要とする「食事づくり」は、家事代行の方に1週間まとめてつくってもらい、時間のかかる「子どもたちの送り迎え」+「子どもたちの夕食」は、週1回ファミリーサポート(※以下「ファミサポ」と省略)さんに外注してみました。

食事づくりの時間は毎日ゼロ、とまではいきませんが、メインディッシュと副菜があるから気持ちが軽い。余裕があるときは、お味噌汁やおひたしを添えればOK。おふくろの味は、たまにつくるカレーや煮物で伝えることにしました。

また子どもたちのお迎えは、私よりもファミサポさんのほうが、すんなり帰路についてとてもスムーズ。なかなか帰ろうとしない子どもにイライラすることもありません。

さて、上記を試して約1カ月。

家事代行を利用してから、子どもへ怒ることが減り、私が休日に作り置きするエネルギーも生まれました。子どもたちはファミサポさんが大好きになり、つくっていただくごはんもよく食べています(ファミサポさんはお料理上手!)。

夕方に時間ができた私はといえば、最初は慣れずにソワソワしたこともありましたが、カフェに駆け込み、滞っていた仕事を進めたり、ボーっとして贅沢な時間を過ごすことができました。このありがたみ……深すぎます。

「母親たるもの~するべき」からの解放

家事育児の一部を外注して気が付いたのは、「母親たるもの~するべき」という固定観念から自分を解き放つ作業でもあったということでした。

・母親たるもの、できたての手作り料理を食べさせるべき

・母親たるもの、家庭の家事はやるべき

などなど、ないようでほんの少しはあった固定観念を「やりたくても心身共に無理」と納得し、「ウチはウチ、ヨソさまはヨソさま」と割り切る。そうなると、人間とってもラクになります。

外注にかかるお金についても追い風が吹いています。2019年10月から保育料が無償化となり、条件によってはベビーシッターやファミリーサポートの援助も受けられることになります。

我が家の場合、ファミサポは援助外ですが、保育料を差し引くと、月約1万円の出費で上記のサービスが利用できる見込みです。

日常の家事や育児にこだわりがあるならば、自分や夫婦で生活をまわせばよし。労力不足であれば、プロに頼んでもよし。親がつぶれないようにいったん立ち止まり、あなたには何が必要なのか、納得できる答えがみつかるといいですね。

 

最盛期を迎えた来年の干支「丑」の置物作り(三重県四日市市で)=橘薫撮影© 読売新聞 最盛期を迎えた来年の干支「丑」の置物作り(三重県四日市市で)=橘薫撮影

 来年の干支(えと)「丑(うし)」にちなんだ置物作りが、萬古焼(ばんこやき)の産地・三重県四日市市の「丸英陶器」で最盛期を迎え、従業員らが朝から絵付け作業に追われている。

 全体的に丸みを帯び、のんびりとした表情が特徴。色は紅白と金銀があり、親牛(高さ9・5センチ)や子牛(同6・5センチ)、親子のセットなど33種類を製造している。

 例年は約14万個作るが、今年は新型コロナウイルスの影響で土産物としての需要が見込めず、現状では半数ほどの生産に抑えているという。社長の水谷良行さん(61)は「皆さんの健康を祈りながら作っています」と話していた。

 

 「1948(昭和23)年12月6日生まれ」

 こう書いたら、誰の誕生日か、すぐお分かりになった方が多いはず。

 そう、新首相になった菅義偉(すが・よしひで)氏である。

 菅さんの生まれた、この1948年12月には、どんなことがあったのだろうと歴史年表にあたってみたら、案の定というべきか、敗戦からまだ3年しかたっていないから世情はまったく落ち着いていない。こんなことが起きていた。

 「電気を盗んでいることがバレた僧侶が、配電会社職員を刺殺」「火を貸してくれたお礼にと差し出された、たばこ。吸ったところ、このたばこにはヘロインが入っていて昏(こん)倒(とう)。その隙に時計、カバンを奪われた」「国会で蔵相が泥酔し、女性議員に次々とキス。辞任」

 では、競馬の世界ではどんなことがあったのだろうと、「日本近代競馬総合年表」(中央競馬振興会)を調べたら、菅さんが生まれる2日前の出来事が書いてあった。

〈1948年12月4日=東京銀座のプレイガイドの建物を1年契約で借り上げ、銀座場外発売所が開設された。発売は午前9時からだったが、その1時間前ほどからファンの延々長蛇の列ができ、大騒ぎとなった〉

 この日、馬券を売ったのは3時間ちょっとだったのに、売り上げが110万円ほどもあった。これは戦前のローカル開催ひと開催分。当時、いかに競馬ファンがレースと馬券を待ち望んでいたか分かる。

 そして、生まれて間もない菅さんが、オギャーッと泣いていた頃であろう1948年12月19日には、重賞の目黒記念が行われて、セフテスという牝馬が完勝。この馬は、翌年6月の目黒記念も勝っており、目黒記念(1932年創設)を連続して勝った史上初の馬になっている。

 その40年以上あと、セフテスの孫の孫にあたるプリティハットが、1991年のマイラーズCで2着に突っ込んできた。

 ところで菅さんは、競馬場にいらしたことがあるだろうか。レイワフリューゲル、レイワミノルなんて名前の馬もいますよ。コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ。

(競馬コラムニスト)

 

   捜査関係者などによると、10日午後4時ごろ、2人組の男が防火設備の点検と称して女性宅を訪問。家に上がり込むと「金を出せ」と女性を脅し、現金約2万円や通帳、キャッシュカードなどを奪った上、女性の手足を粘着テープで縛って逃走した。

 男らは女性から暗証番号を聞き出しており、口座からは数百万円が引き出されていた。女性は長男(51)と2人暮らしだが、事件当時は長男は不在。女性は自力でテープをほどき、大きなけがなどはなかった。府警が2人組の行方を追っていたところ、堺市の男が逃走先の沖縄の警察に出頭し、逮捕された。男は府警の調べに「SNSの闇バイトに応募した。指示された民家を狙った」との趣旨の話をしているという。女性宅には以前、振り込め詐欺の電話がかかってきたことがあり、府警は特殊詐欺に関与するような犯罪集団が背後にいる可能性があるとみて捜査するとともに、逃げたもう1人の男の行方を追っている。

■「ガスの元栓見せて」上がり込む

 「ガスの元栓を見せてください。防火設備の点検です」。大阪府藤井寺市の女性(85)が被害に遭った強盗事件で、男らはこう言って強引に家に上がり込んだ。最近、同様の手口の事件が各地で発生。犯罪集団がマニュアルを用意し、SNSで募った若者らに実行させている疑いがあり、警察当局は警戒を強めている。

 女性宅のインターホンが鳴ったのは10日夕。近所の人か友人だと思い外に出ると、顔写真入りのネームプレートを首からさげた若い男2人が立っており、「ガスの元栓を見せてほしい」と言ってきた。

 女性宅では最近、ガスの工事をしていたため「終わっている」と伝えると、男らは「ガスではなく、防火設備の点検なんです」「ガスの元栓を見せてください」と言い、気づけば家に上がり込んでいたという。

 自ら玄関の扉を閉めた男らは、態度を急変させた。「殺すぞ」「金出せ」「通帳とカードは」と脅迫。現金やキャッシュカードなどを奪い、暗証番号を聞き出すと、粘着テープで女性を縛って逃走した。

 女性宅には以前、振り込め詐欺の電話が何度かかかってきたことがあった。そのとき被害はなかったが、同居する長男(51)の在宅状況などを把握されていた可能性もある。

 同様の手口の強盗事件は関東を中心に相次いでいる。東京都新宿区では今年8月、男が消防の点検を装って男性(90)宅に押し入り、男性を縛って現金を強奪。この男は警視庁に逮捕され、SNSで闇バイトに応募し、指示を受けていたことが判明した。神奈川や千葉でも同月以降、複数の事件が起きている。

 事前に資産状況を尋ねる「アポ電」がかかっていたケースも。特殊詐欺を繰り返すような犯罪集団が高齢者の名簿などを基に対象を物色し、SNSなどで募った若者らに実行させているとの見方もある。

 こうした手法が広がっているためか、強盗事件で逮捕される若者は増加。警察庁によると、今年1~8月に強盗事件で検挙された19歳以下は218人で、前年同期から5割以上増え、全体の約20%を占めている。

 

© KYODONEWS 事務次官連絡会議であいさつする菅首相(中央)=18日午前、首相官邸

 菅義偉首相は18日の事務次官連絡会議で、看板に掲げた規制改革などの推進に向け、政府一丸となって取り組むよう指示した。「政策立案に当たり、積極的、果敢に行動してほしい」と述べた。「現場の声に耳を傾け、何が足りないかもう一度見極めてほしい」とも語った。

 同会議開催は菅内閣発足後初めて。首相は、新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題に位置付けた。経済が落ち込んでいる状況に触れ「わが国の危機的状況に対し、全身全力で取り組んでほしい」と訴えた。

 18日中に閣議を開き、各府省の副大臣・政務官人事を決定。その後、加藤勝信官房長官が記者会見で発表する見通しだ。

 

ジャパンライフ元会長逮捕 「桜を見る会」招待再調査に否定的 加藤長官© 産経新聞社 ジャパンライフ元会長逮捕 「桜を見る会」招待再調査に否定的 加藤長官

 加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、磁気ネックレスなどの預託商法を展開していたジャパンライフの元会長らの逮捕について「警察の捜査を見ていく」と語った。同社に関しては「消費者庁が悪質商法に対する厳正な対処を行っていた」と述べた。

 元会長を安倍晋三前首相の推薦枠で「桜を見る会」に招待した疑惑をめぐり、野党が再調査を求めていることに関しては、「過去の会合では名簿が保存されておらず、招待者推薦は個人情報であることから回答を控えている」と指摘。個々の招待者について今から改めて調べても、確たることは申し上げることができない」とも述べ、再調査に否定的な考えを示した。

 

朝日新聞社
記者の質問に答える武田良太総務相=2020年9月18日午前10時57分、首相官邸、恵原弘太郎撮影© 朝日新聞社 記者の質問に答える武田良太総務相=2020年9月18日午前10時57分、首相官邸、恵原弘太郎撮影

 武田良太総務相は18日、携帯電話料金の値下げについて「1割程度では改革にならない」と述べ、大幅な引き下げに意欲を示した。具体的な手法や時期は明言を避け、「ユーザーと事業者、双方から意見を聞きながら正しい折衷点を見いだしていきたい」と話した。

 同日午前、首相官邸で菅義偉首相と面会後、記者団に語った。首相から「力強く推し進めるように」と指示を受けたという。

 首相は「公共の電波を使って20%もの営業利益を上げている」などと携帯会社を批判してきた。武田氏は「健全な経営が果たせるよう担保しないといけない」としつつ、「国民への還元という問題で、(携帯会社に)協力してもらいたい」と述べた。