来年の干支(えと)「丑(うし)」にちなんだ置物作りが、萬古焼(ばんこやき)の産地・三重県四日市市の「丸英陶器」で最盛期を迎え、従業員らが朝から絵付け作業に追われている。
全体的に丸みを帯び、のんびりとした表情が特徴。色は紅白と金銀があり、親牛(高さ9・5センチ)や子牛(同6・5センチ)、親子のセットなど33種類を製造している。
例年は約14万個作るが、今年は新型コロナウイルスの影響で土産物としての需要が見込めず、現状では半数ほどの生産に抑えているという。社長の水谷良行さん(61)は「皆さんの健康を祈りながら作っています」と話していた。
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