京都府は15日、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、発熱などの症状がある人を対象にした唾液でのPCR検査を20日に導入することなどを決めた。府内で新規感染者が増加し、府独自の警戒レベルが3段階で2番目の「警戒基準」に達したため、新たな対策を打ち出した。飲食に絡む若者の感染が増加しており、西脇隆俊知事は改めて感染防止策の徹底を呼び掛けた。 唾液での検査は府医師会の協力を受け、府内約140カ所の診療所などで始める。会議後の記者会見で西脇知事は「医療側の感染リスクが下がり、検査の間口が広がる。早く端緒を見つけられ、クラスター対策にも効果的だ」と述べた。
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