2020年7月16日木曜日

「今のところ、トップバッターは大阪城ホールで8月21日からスタートするSexy Zoneで、なにわ男子とSixTONESが続きます。このまま順調に、無事に開催されていけば延期になっていた嵐の新国立競技場コンサートも実現するのではないでしょうか。それにはジャニーズ側とファン各自がしっかりと“ガイドライン”を守る必要があります」 (スポーツ紙記者)
 先日、新宿ではアイドルらの舞台公演で感染者59人(7月16日時点、主催者発表)、濃厚接触者850人にのぼるクラスターが起きたばかり。一部では、規定のガイドラインを厳守していなかったともされている。ジャニーズでは、1公演で数千人から数万人を動員するだけに、一歩間違えれば巨大クラスターになりかねないのだ。
 そこで冒頭の《お知らせ》と共にHPに掲載されたのが《みなさまに安心してご来場いただくために》《コンサート開催ガイドライン》だ。特にガイドラインには、
《当社が政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」ならびに、新型コロナウイルス感染症対策専門会議が作成した「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」を踏まえ、今後、皆様に安心してご来場いただくにあたり安全な運営をするための方策をまとめたものです》
 と、基本の「三密の回避」を軸とした感染対策が詳細に書かれている。コンサート参加希望者はしっかり読んでおきたい。

ガイドラインを読んでいくと

《会場内の換気を徹底する(密閉対策)》
《人と人の接触を避けるべく規制入場、規制退場を実施する(密集対策)》
《マスクならびにスマイルアップシールド(顔への飛沫感染防止防護具)を着用する(密接対策)》……etc.
 うん?「スマイルアップシールド」? 何やら聞き慣れない言葉が出てきた。
 その後も、他の注意事項ににおいて、
《開催地域の状況を踏まえ、マスク、場合によってはスマイルアップシールドを着用すること》
 当たり前のように「スマイルアップシールド」が並んでいる。そういえば、先の《来場いただくために》のチェック項目にも、この言葉があった。これはジャニーズファンにとって誰もが知っているモノなのだろうか。
「いえ、ジャニーズファンのSNSでも“スマイルアップシールドって何?”と騒然となっています(笑)。名前の雰囲気と状況から察するとフェイスシールドのことを言っているのでしょうが、なぜ、わざわざ“スマイルアップ”に変えたのか。ジャニーズが社会貢献、支援活動を目的に立ち上げた『Smile Up! Project』からとられたことは容易に推測できますが」(ネットニュースメディア編集者)
 この謎の「スマイルアップシールド」をめぐって、SNS上ではファンの予想合戦が起きている。
「なかには、自分で合成して作ったと思われる“シールド”の予想画像をアップする人もいたりと、もはや大喜利状態(笑)。思い思いのシールド予想がSNS上にあふれるあたり、自担(応援している)タレントのうちわを作り慣れているジャニーズファンらしいですね」(前出・ネットニュースメディア編集者)

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