2020年7月16日木曜日


IOC会長、来年延期の東京五輪「7~8月開催へ全力尽くす」

2020/07/16 10:36

 【ジュネーブ=杉野謙太郎】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は15日、オンラインで記者会見を行い、2021年夏に延期された東京五輪について、「7~8月に開催することに引き続き全力を尽くしている」と述べた。
 バッハ氏は東京大会での新型コロナウイルス対策として、選手や関係者らの安全確保のため「世界保健機関(WHO)の助言に従いつつ、状況の変化に合わせて複数のシナリオを用意している」と語った。「あらゆる対策、予防策も含む」と説明する一方、無観客での開催については「明らかに私たちの望んでいるものではない」とも述べた。
 IOCはこの日に理事会を行い、22年に予定されていたダカールでの夏季ユース五輪を26年に延期することなどを決めた。


東京五輪中止なら、北京の冬季五輪も「中止の可能性高い」…IOC委員


 【ニューヨーク=福井浩介】国際オリンピック委員会(IOC)のディック・パウンド委員(カナダ)が、新型コロナウイルスの影響で来夏の東京五輪が中止された場合、2022年北京冬季五輪も中止される可能性が高いとの考えを示したと15日、ロイター通信が報じた。

 東京五輪は21年8月8日に閉幕、北京五輪は22年2月4日に開幕が予定され、パウンド氏は電話インタビューで「約半年後、同じ地域でウイルスの連鎖反応が起きないとは思えない」と語ったという。

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