「おちょやん」は“大阪のお母さん”として親しまれた喜劇女優・浪花千栄子の人生をモデルにし、「半沢直樹」「下町ロケット」などの八津弘幸が脚本を担当している作品。杉咲が初日に撮影したのは道頓堀の芝居茶屋で女中として働くシーンで、子役から代わって杉咲演じる主人公・千代が本格的に登場する最初の場面となる。
杉咲は「これまで、現場へ、千代へ、千代の大切な仲間たちへ、とにかく想いを馳せる日々でした」とし、「無事にクランクインできた今日、今まで感じたことのなかったような高揚感があり、現場にいられることの幸せを改めて噛みしめていたら撮影はあっという間に終わっていました」とコメント。
「温かいおちょやんチームの皆さまに迎え入れていただけて、これからの日々が本当に楽しみになりました。たくさんの方に楽しんでいただける作品になりますように、おちょやんチームの皆さんと、体に気をつけながら、心を込めて頑張っていきたいと思います!」
グラフィックデザイナーの廣田碧がデザインを担当した番組ロゴも完成している。廣田は「物語の重要な要素ともなっている『竹』をモチーフにすることで、その力強い生命力と、厳しい環境の中を強く生き抜く主人公を重ね合わせています」と紹介し、「『演芸』にも関わりの深いお話であることから、歌舞伎や寄席の看板などにゆかりのある芝居の文字をロゴデザインのベースにしました」と明かしている。(編集部・海江田宗)
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