2020年7月20日月曜日

三浦春馬さん=2016年11月© デイリースポーツ 三浦春馬さん=2016年11月  18日に都内の自宅で首をつった状態で見つかり、搬送先の病院で死亡した人気俳優・三浦春馬さん(享年30)が出演予定だったドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系、9月スタート、火曜、後10・00)が“消滅”する可能性が高まっていることが19日、分かった。関係者によると、三浦さんの急逝に接した共演者の精神的ダメージが尋常ではなく、代役を立てての作品作りに取り組むことが実質的に不可能だという。
 「おカネの-」は6月にクランクインし、すでに3話まで撮影済み。三浦さんは主演の松岡茉優(25)演じるヒロインの恋の相手役で、放送するには代役を立てて撮り直すしかない。
 だが、この日、共演者サイドにも今後の方針についての連絡はなく、関係者は「再開のメドがたっていない状況。連絡がないので『明日も休みなんですよね?どうするの?』という感じです。混乱しています」と説明。別の関係者も同様に「連絡がなく、どうなるかまったく分からない状態」と話した。
 放送予定日まではまだ時間があるため、物理的には撮り直すことも可能ではある。だが、関係者は「役者たちのメンタル的に『やれるのか?』と思う。ラブコメディーですが、笑っている場合じゃないというのが本音。お蔵入りの可能性もあると思う」と、作品の事実上の“消滅”を示唆した。
 さまざまな要素を天秤にかけての判断が迫られているが、ショックで憔悴している共演者がほとんどだといい、前向きな形で撮影が再開される可能性は高くはない。三浦さんとの映像作品については、歌手のT.M.Revolutionこと西川貴教(49)が18日に自身のツイッターで、「なぁ、俺ら一緒に撮った映画どうすんだよ...まだ公開日も決まってないのに...」と、未発表ながら映画を撮影済みで、こちらもお蔵入りの危機であることをつづっていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿