国内で新たに1536人の感染確認、東京・埼玉・千葉など過去最多…死者は確認されず
東京都では新たに472人の新規感染者が確認されたが、都によると、この日の感染者の中には、7月23~26日の4連休の間にバーベキューや旅行、飲み会に行った人が複数含まれているという。
472人のうち、20~30歳代の若年層が約7割の324人を占める一方、60歳代以上の感染者も1割弱の35人に上る。中でも、80歳代以上の高齢者は、前日の2人から7人まで増えた。
入院患者数は1220人と、7月1日時点(280人)の4倍超となった。重症者は前日比1人減の15人と横ばい状態が続くが、都幹部は「高齢者層に感染が広がれば一気に増える恐れもある」と警戒している。
都内のある病院では、都の要請を受けて約40床の専用病床を設置。現在は重症者も含め、およそ半数が埋まっているという。病院長は「対応の長期化で医師や看護師は疲弊している」とした上で、「一般患者の治療にも支障が出かねない状態だ」と危機感を抱く。
このほか、▽埼玉(74人)▽千葉(73人)▽奈良(19人)▽長崎(15人)▽和歌山(13人)▽三重(11人)――の各県でも、1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新した。
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