コロナ禍を機に生活習慣改善か…「健康になったと実感」48%
新型コロナウイルスの感染拡大前と比べ、2人に1人が「健康になった」と実感していることが、明治安田生命保険が2日に公表した調査で分かった。調査は8月6~13日、結婚している20~70歳代の男女5640人を対象に、インターネットで実施。新型コロナの感染拡大に伴う外出自粛などによる健康や生活習慣の影響を聞いた。
感染拡大以前と比べ「健康になったと実感している」と回答した人は2713人(48・1%)で、年代別では40歳代が最も多かった。このうち8割以上が、野菜を多く食べたり、塩分を控えたりするなど「健康的な食生活を意識している」と回答。ウォーキングや体操などの運動をしていると答えた人も4割を占めた。
一方、運動不足や食生活の乱れで体重が「増えた」という人は21・2%にとどまり、7割以上の人が「特に変わらない」と回答した。
同社は「自宅の滞在時間が増えたことで、食生活や運動など、生活習慣の改善に取り組む人が増えたのではないか」と分析している。
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