2020年8月24日月曜日

米メキシコ湾岸に近づく熱帯低気圧「マルコ」の衛星写真。RAMMB/NOAA提供(2020年8月23日提供)。© AFP PHOTO / RAMMB/NOAA 米メキシコ湾岸に近づく熱帯低気圧「マルコ」の衛星写真。RAMMB/NOAA提供(2020年8月23日提供)。 【AFP=時事】(更新)米気象当局の23日の予報によると、米メキシコ湾岸に今週、2つのハリケーンが相次いで襲来する見込みだ。当局は、暴風雨や洪水への警戒を呼び掛けている。
熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の中を歩く男性(2020年8月23日撮影)。© Estailove ST-VAL / AFP 熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の中を歩く男性(2020年8月23日撮影)。  米メディアによれば、メキシコ湾(Gulf of Mexico)内に2つのハリケーンが同時に襲来するのは、150年間の統計史上初めて。
熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の外に置かれたオートバイ(2020年8月23日撮影)。© Estailove ST-VAL / AFP 熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の外に置かれたオートバイ(2020年8月23日撮影)。  熱帯低気圧「マルコ(Marco)」は、勢力を強めて風速約33メートルの強風を伴うハリケーンに発達。24日、米ルイジアナ州に上陸する見通しだ。
熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の扉を壊して水を外に出そうとする男性(2020年8月23日撮影)。© Estailove ST-VAL / AFP 熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、冠水した家の扉を壊して水を外に出そうとする男性(2020年8月23日撮影)。  一方、ハイチとドミニカ共和国に豪雨をもたらし少なくとも死者12人を出している熱帯低気圧「ローラ(Laura)」は、25日にハリケーンとなるとみられ、ルイジアナ州は26日に再びハリケーンに襲われる恐れがある。
熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで冠水した家の室内(2020年8月23日撮影)。© Estailove ST-VAL / AFP 熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで冠水した家の室内(2020年8月23日撮影)。  米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、「ローラ」はハイチとドミニカ共和国のあるイスパニョーラ(Hispaniola)島を直撃し、「豪雨と命の危険を伴う洪水」をもたらした。現地当局によると、これまでにハイチで9人、ドミニカ共和国で3人の死亡が確認されている。
熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、洪水が起きた道路を片付けようとする男性(2020年8月23日撮影)。© Estailove ST-VAL / AFP 熱帯低気圧「ローラ」が通過したハイチ・ペティオンビルで、洪水が起きた道路を片付けようとする男性(2020年8月23日撮影)。 【翻訳編集】AFPBB News
ハリケーン「マルコ」と熱帯低気圧「ローラ」の襲来に備え、米ルイジアナ州ニューオーリンズのフレンチクオーターで窓を板で補強する作業員ら(2020年8月23日撮影)。© Sean Gardner/Getty Images/AFP ハリケーン「マルコ」と熱帯低気圧「ローラ」の襲来に備え、米ルイジアナ州ニューオーリンズのフレンチクオーターで窓を板で補強する作業員ら(2020年8月23日撮影)。 ハリケーン「マルコ」と熱帯低気圧「ローラ」の襲来に備え、米ルイジアナ州のポントチャートレイン湖でボートを縛り付ける人(2020年8月23日撮影)。© Sean Gardner/Getty Images/AFP ハリケーン「マルコ」と熱帯低気圧「ローラ」の襲来に備え、米ルイジアナ州のポントチャートレイン湖でボートを縛り付ける人(2020年8月23日撮影)。 
JR松江駅に入る「ウエストエクスプレス銀河」=松江市で2020年8月22日午後4時37分、柴崎達矢撮影© 毎日新聞 提供 JR松江駅に入る「ウエストエクスプレス銀河」=松江市で2020年8月22日午後4時37分、柴崎達矢撮影  JR西日本の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」が22日、島根県出雲市東神西町のJR後藤総合車両所出雲支所で報道公開された。JR西日本米子支社の田浪博司・車両課長は「(トワイライトエクスプレス)瑞風などの豪華寝台車両よりも安く鉄道の旅を楽しんでいただきたい」と話している。
 「銀河」は9月11日に運行開始し、11月までに下り(京都発出雲市行き)と上り(出雲市発大阪行き)を各20本予定。12月以降は山陽方面にルートが変わる。
 6両編成で、グリーン車指定席や普通車指定席(女性専用含む)、グリーン個室、フリースペースで構成される。フリースペースでテーブルに間仕切りを置いたり、座席の一部を一つおきに使用不可にするなど、新型コロナウイルス感染対策も施されている。
 この日は試乗会があり、松江―米子間で丸山達也・島根県知事が、米子―根雨(鳥取県日野町)間で平井伸治・鳥取県知事が乗り込んだ。【柴崎達矢】

[ヒットの秘密]カカオたっぷり 健康志向…チョコレート効果(明治) 1998年発売


 砂糖がたっぷりで、体にはあまり良くない――。そんなチョコレートのイメージを変えたいと、原料のカカオが含むカカオポリフェノールに注目し、「健康」を切り口に開発した。おいしく味わって体も気遣えるとして、中高年世代を中心に人気を集めるという。標準的な商品の倍以上のカカオポリフェノールを含む。一般的にカカオポリフェノールの量が増えると苦みや渋みが強くなる。開発の際はカカオ豆の配合やチョコレートの加工技術を工夫して味わいやすくした。
 それでも発売後は、「苦い」との声が多く寄せられ、売れ行きは低調だった。一時は販売打ち切りも検討されたが、2006年からはカカオの含有量を表示するなどして商品の価値を伝え続けた。
 14年頃、カカオポリフェノールが持つ血圧低下や動脈硬化予防といった効果がメディアで多く話題になり始めた。これが追い風となって、19年の推計販売額は215億円と、10年前の約40倍に拡大した。昨年からは二つの商品で、食べても血中ブドウ糖濃度の上昇が緩やかな「低GI」食品であることを表記している。
 カカオマーケティング部の新田大貴さんは、「溶かしてドリンクとして飲んでもいい。少し苦いと感じる人にも、口にしてもらえるような提案を続けたい」と話している。

   サンマ1キロ1万1000円…北海道


サンマ漁の主力となるなる棒受け網漁で水揚げされたサンマの初競りが24日、北海道厚岸あっけし町の厚岸漁港の市場で行われた。1キロ当たりの最高値は1万1000円で、歴史的な不漁だった昨年初水揚げの5倍近い高値となり、同市場参与の稲垣敏晃さん(61)は「経験したことがない事態だ」と驚いている。
 この日は、中型船(20トン以上100トン未満)4隻が23~24日に水揚げした約900キロ・グラムが競りにかけられた。最高値で競り落とした厚岸町の水産加工会社「マルヒロ水産」の仲買人、沢田剛幸さん(40)は「魚体は細いが鮮度はとてもいい。漁業者のために、頑張って買わせていただいた」と話した。

 1回限りの「お試し」のつもりが、継続的に商品を購入する契約になっていた。そんなトラブルが後を絶たない。不当な販売手法の規制を強化しなければならない。昨年、こうした商法に対する相談が全国の消費生活センターに約4万4000件寄せられた。4年間で10倍以上に増えた。健康食品や化粧品が多く、9割以上をインターネット通販が占めている。
 「初回無料」「お試し500円」などとネット上の広告で強調する一方、「4回以上の購入が必要」といった条件を小さな文字で記載しているケースが多い。スマートフォンの画面を何度も移動させないと表示されない場合もある。
 消費者を誤解させて、意に反した契約を結ばせようとする悪質な手法だと言えよう。
 苦情を申し立てても、契約を盾に突っぱねたり、解約に応じる場合でも高額の解約料を請求したりする業者が少なくない。「解約は電話でしか受け付けない」とうたいながら、そもそも電話がつながらないケースもあるという。
 消費者庁の有識者検討会は、こうした商法の規制強化を求める報告書をまとめた。消費者庁は、取引の適正化を図る特定商取引法の改正を目指す方針だ。
 継続的な購入であると明示しなかった場合に罰則を科せるようにすることや、解約を不当に妨げる行為の禁止を盛り込むことなどを検討するという。実効性ある規制に結びつけてもらいたい。
 問題があるサイトの監視を強化することも大切だ。その上で、悪質な事例を紹介し、消費者が被害に遭わないよう、留意点などを情報提供すべきだろう。
 ネット通販の利用は近年、拡大している。コロナ禍で外出を控える現状では、その傾向がさらに強まっている。取引の信頼性を向上させることが急務だ。
 消費者側も慎重な契約を心がけたい。ネット通販は、一定期間内なら契約を解除できるクーリングオフの対象外だ。契約内容を十分確認し、解約や返品の条件を理解した上で購入する必要がある。
 ネットでは、ボタンをクリックすれば簡単に注文できる。契約を交わしている意識が希薄になってしまう人も多いのではないか。
 若年層はスマホを使う機会が多く、被害の増加が懸念される。
 2022年には成人年齢が18歳に引き下げられ、親権者の同意を得ずに契約が結べるようになる。学校現場などで消費者教育を充実させることが重要だ

        8月24日 よみうり寸評 

 生物の行動原理に自分の遺伝子を残すことがあるといわれる。人間の場合、話はそう単純ではないらしい◆自分のミーム(模倣子)も残したいと願っている――英国の生物学者リチャード・ドーキンス博士の説という。著作を翻訳した動物行動学者の日高敏隆さんの随筆によれば、ミームとは〈自分の作品、仕事、自分の名、いうなれば自分の存在したことの証である〉(「人間の領域」)◆すぐれて人間らしい欲求なのかもしれない。レガシー(遺産)を残したいと為政者が望むことが、である◆安倍首相が連続在職日数の最長記録を塗りかえた。憲法改正、北方領土返還、拉致問題解決…思い描いたレガシーを残せる見通しが立たないままの金字塔樹立に、焦燥感もあろうかと推察する。この先も日々記録は更新され、その分、持ち時間が消えてゆく◆〈重い荷物〉。コロナ禍からの経済再生という政権の課題を、朝刊の記事はこう表現していた。重荷も克服すればレガシーたりうる。などと考えるのは楽観的に過ぎようか。

          8月24日 編集手帳


 オスマン帝国が19世紀に建設した。トルコ・イスタンブールの海辺に優美な姿を見せるドルマバフチェ宮殿は、今は観光名所となっている◆見所の一つに、午前9時5分で止まったままの時計がある。1938年11月10日に、トルコ共和国の初代大統領ケマル・アタチュルクがこの宮殿内で死去した時間という◆アタチュルクの意味は「父なるトルコ人」。第1次世界大戦でイスラム国家だったオスマン帝国が敗北した後、国家存亡の危機を乗り切り、近代化を進めたケマルに贈られた。キリスト教を奉じたビザンツ帝国が創建し、オスマン帝国がイスラム教のモスクとしたアヤソフィアを博物館としたのも、世俗主義を国是としたアタチュルクだった◆エルドアン政権が、アヤソフィアを再びモスク化して1か月となる。礼拝中は偶像崇拝を禁じたイスラムの教えに従い、キリスト教のモザイク画などの壁画はカーテンで覆われるという◆礼拝時以外は観光客も入場できるが、モスク化には反発もあるようだ。オスマン帝国が壁画を漆喰しっくいで隠した歴史も頭をよぎる。泉下のアタチュルクには、どう映っているのだろう。

「マスク5歳以下は不要」WHO指針…12歳以上は大人と同様

 【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)は、新型コロナウイルス対策で、18歳未満のマスク着用に関する指針を公表した。5歳以下の子どもについて、適切に着用できない可能性を踏まえ、原則マスクを着けるべきではないとした。指針は21日付。5歳以下の子どもが体調の良くない人と接触する場合などには、保護者の監督下での着用を求めた。
 12歳以上は大人と同様に扱い、行政当局などが大人に着用を義務付けている場合は着用するべきだとした。10代は、低年齢の幼児らよりもウイルス拡散を助長している可能性があるという。
 6~11歳は、地域での感染の広がりなどで着用の是非を判断するべきだとした。
 また、スポーツや身体を使った遊びをする際はマスクは不要とした。呼吸の確保のためで、ウイルス対策として身体的な距離の確保や参加人数の制限、手洗いの励行などを求めた。
老後の生活費の柱である公的年金額は、毎年物価や賃金の変動に合わせて改定されています。年金額が決まるルールを知り、年金額の価値が目減りすることへの対策をしましょう。© All About, Inc. 老後の生活費の柱である公的年金額は、毎年物価や賃金の変動に合わせて改定されています。年金額が決まるルールを知り、年金額の価値が目減りすることへの対策をしましょう。

毎年の年金額を決めるにはルールがある!

毎年、1月半ば過ぎに、総務省が「年平均の全国消費者物価指数(生鮮食品含む総合指数)」を公表します。2019年の平均物価指数は、2020年1月24日に公表されました。これを踏まえて、2020年度の国民年金額が決まるのですが、前年度より0.2%増となりました。
毎年度の年金額は、前年の物価変動率(消費者物価指数の前年比)と名目手取り賃金変動率を参考指標として決めるルールがあります。両方の指数ともにプラスで、物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回る場合は、名目手取り賃金変動率を用いることになっています。物価の上昇ではなく、現役世代の賃金の伸びに合わせるわけですね。
2019年の物価変動率は0.5%で、名目手取り賃金変動率(0.3%)より高いため、年金額の改定には後者の指数を用います。すると、年金額は0.3%増えるはずですが、マクロ経済スライドで調整され、0.1%が差し引かれ、結果、0.2%増となったわけです。

マクロ経済スライドは導入後15年で発動したのは2回だけ!

マクロ経済スライドは、少子高齢化の進展に合わせて年金額を減らす仕組みです。2004年の年金大改革の目玉制度でした。しかし、物価や賃金の伸びが低かったりマイナスだったりすると発動しないか一部にとどまるルールがあり、発動されたのは2015年以来4年ぶりの3回目です。つまり、年金額の減額はうまくいっていないということです。逆に言えば、年金をもらっている人は、もらい過ぎているということ。

減っていく年金の対策をしよう!

2020年度の年金の支給額はわずかですが、増えました。しかし、それだけで喜ばないでください。物価は0.5%増だったので、年金の実質的な価値は目減りを意味します。さらに、2020年度を通して物価はどうなるかはわかりませんが、コロナ禍の影響もあり、さらに上がる方向に力が働く可能性もあります。
少子高齢化が劇的に改善することは考えにくいですから、今後も、年金額の減少は避けられないでしょう。貯蓄の取り崩しと年金収入だけで生活している人は、取り崩す貯蓄の額が増えて老後資金の枯渇の時期を早めてしまうかもしれません。
ですから、節約、仕事をして収入を得る、お金にも働いてもらう(運用)の1つでも全部でも実践して、老後資金が枯渇することがないようにしましょう。
※All About生命保険ガイド・小川千尋さんの記事を編集部が最新情報に加筆
キャディを務めたボーイフレンドと共に優勝トロフィーを持つソフィア・ポポフ。© Number Web 提供 キャディを務めたボーイフレンドと共に優勝トロフィーを持つソフィア・ポポフ。  今季最初のメジャー「全英女子オープンゴルフ」が幕を閉じた。
 優勝は7アンダーのソフィア・ポポフ(ドイツ)。日本勢は7選手が出場し、上田桃子6位、野村敏京22位タイ、畑岡奈紗64位タイ。連覇が期待された渋野日向子、そして河本結、勝みなみ、稲見萌寧らは予選落ちした。
 昨年、渋野日向子が制したウォーバーンGCは、イギリス・ロンドン近郊の林間コースだった。今年の舞台は、スコットランド南西部に位置するロイヤルトゥルーンGC。同じ全英女子といえども、全く異なるリンクスコースである。
 リンクス特有の海風、どこに転がるか予想しづらい硬い地面、無数に存在する深いポットバンカー、ラフに生い茂った刺々しいゴース……今年はスコットランドらしい難コースだった。
「地元だから、リンクスが大好き」という'18年の全英覇者のジョージア・ホール(イングランド)が、リンクスの攻め方を試合前に語っていた。風の影響を最小限にとどめるには「ボールを強く打たないことが重要です」。強く打つとボールのスピン量が増えて、風に流されやすいからだ。
「なるべく低い弾道のボールを打つこと。クラブを短めに持ち、コンパクトに振ることも大事です」
 だが予選ラウンドは、小さい時からリンクスに慣れ親しんできたホールでさえも苦戦する大荒れの天気となった。大会初日の最大風速18メートル。台風並みである。
 大会側は悪天候を考慮して、距離を短くするためティーボックスを前方に移動したり、グリーンの芝を刈ることを控えた。
「もしグリーンを刈っていたら、(風で)ボールが動いて(試合が)一時中断したと思います」(ホール)
 リンクスと荒れ狂う風に、選手は翻弄された。

上田「普通の番手より40~50ヤードぐらい落ちている」

大会初日を終えた上田は、コンディションの厳しさを教えてくれた。
「自分1人だけだったらパニックになりそうなくらい難しかったので、(キャディを務めた辻村明志コーチ)の2人で1つぐらいのパワーだったと思います」
 試合前は天気が良かったため、練習ラウンドは全く参考にならなかったという。
「普通の番手より40~50ヤードぐらい落ちているんですね。コースを知るより(自分のディスタンスを)把握することが難しかったです」
 予選カットライン9オーバーは、'09年に並んで大会史上最も低かった('09年はパー72、今年はパー71)。

河本「これもゴルフなんだなという感じです」

ここまで厳しいリンクスに挑戦することとなった日本勢4選手も、結局予選落ちを喫した。
 2日目を終えて、各選手にとって望まぬ結果となったが、すぐ前を向いた。
「人生初っていうほどの難しさでした。(試合中にメンタルが)折れすぎて逆に真っ直ぐの気持ちです」(稲見)
「ゴルフの内容的には納得できない部分もありますが、こういう機会がないと回れないコース。またチャレンジしたいです」(勝)
「良いイメージのショットを打っても、それが大きくバウンスしていったり、アンラッキーの方に跳ねたり。アゴの近くに止まってペナルティを払わなくちゃいけなかったり、目玉になったり……。これもゴルフなんだなという感じです。一旦(自分のプレーを)整理しなきゃいけないなと思います」(河本)

渋野「何かを怖がっているのか……」

大会2連覇を目指した渋野は、カットラインに3打及ばなかった。
 渋野はコースや風よりも自分自身と戦っていた。
「何かを怖がっているのか、(アイアンを)最後まで振り切れないというか。ドライバーのように思いっきり振ればいいと分かっているんですけど、なかなかうまく振り切れないっていうことに、ここ数カ月間悩んでいます」
 予選落ちしてからすぐのオンライン取材で渋野の表情は硬かったが、雪辱を誓った。
「うーん、リベンジしたいです。今日のスコアは自分の責任だと思っているので、しっかりもっと成長して、もっとショットに自信を持って、挑めるようにまた(全英女子に)帰ってきたいなと思いました」
 ディフェンディングチャンピオンとして、今までに感じたことのない重圧を抱えながら、挑んだ1戦。この経験は今後の糧になる。
 リンクスでは、経験がものをいう。

「『アジア人でもパワー関係なく戦える』って感じた」

全英女子3度目の挑戦で畑岡は初めて予選通過し、腰が良くなってきた野村は約3年ぶりにメジャー大会を4日間を戦った。
 上田は、10度目の出場で自己最高位となる6位入賞を果たした。
「全米オープンはハイボールでパワー系の選手が球を止めて、スコアを作るというイメージです。実際に自分がプレーしてもそう感じました。全英女子とは、色んな技術を使えば『アジア人でもパワー関係なく戦える』って感じた大会です」
 海外メジャーを経験するのではなく、勝負出来る自信があるから挑んでいる。
 リンクスでは、ゴルファーとしての技量が試される。

優勝者は米女子2部ツアーの選手!?

世界中から集まった144選手の頂点に立ったのは、27歳で世界ランク304位のソフィア・ポポフだった。アメリカで戦っている選手ではあるが、レギュラーツアーではなく、なんとシメトラツアー(米女子2部ツアー)でプレーしていたドイツ人である。
 ポポフはアマチュア時代に数々の大会で活躍したが、プロでは結果を残すことができずにいた。ポポフを筆者が初めて見かけたのは、'12年の世界アマチュアゴルフチーム選手権だった。優勝候補の一角のドイツチームのエースとして出場するも、思ったようなプレーができず、試合後に仲間に慰められながら涙を流していたのが印象的だった。
 結局その後は、米ツアーとシメトラツアーを行き来するようになり、昨年は最終予選会で1打差で米ツアーのシード権を逃した。
「もう辞めようと思った。辞めなくてよかったですよ!」
 体調面でも、キツい思いをした。'15年の米ツアー1年目にライム病にかかり、体重11kgを失った。当時は色んな症状が出ても、なかなか原因が分からず、3年間で20人以上の医者を巡って、やっと判明という不遇もあった。
 新型コロナウイルスの影響で、多くのアジア・ヨーロッパ勢が欠場したため、8月上旬の「マラソン・クラシック」に出場の機会が巡ってきた。急だったため、他の選手と1台の手引きカートをシェアして利用し、そこで結果を出したことで、全英女子の切符を掴み取った。

彼氏がキャディを務めてリラックスさせてくれた。

リンクスに巡ってきた運を、ポポフは逃さなかった。
 雨が降っても、風が吹き荒れても、我慢強く、4日間安定したプレーを見せつけた。
 メジャーの大舞台で、手引きカートではなく、ポポフの彼氏がキャディを務めたことも功を奏した。
 試合中、ポポフの気持ちを知ってかどうか、彼氏はプレーの合間に「今の鳥を見た?」など色々話しかけてきたそうだ。次のショットをどうするか考えているポポフは思わず吹き出す。
「どうしたら鳥を見る余裕があるわけ(笑)」
 ゴルフ以外のことを話すことでリラックスできたという。
 終わってみれば、最終日に一度も首位を譲ることなく、後続に2打差の7アンダーで勝利した。
「このコンディションの中で、自分のベストプレーが出来たと思う」
 今までのプロ生活の努力が報われて、優勝スピーチの合間に何度も涙を拭い、笑顔を見せた。
 昨年の渋野と同様に、初優勝が初メジャー制覇となった。
 リンクスという厳しい戦いの舞台で、新たなシンデレラストーリーがうまれた。
渡部恒三・元衆院副議長© KYODONEWS 渡部恒三・元衆院副議長  元衆院副議長で民主党最高顧問などを務めた渡部恒三(わたなべ・こうぞう)氏が死去したことが24日、分かった。88歳。福島県出身。
 1969年に衆院に初当選し、自民党竹下派の「七奉行」の1人として地歩を固めた。新進党などを経て2005年、民主党に入党。ご意見番として存在感を発揮した。自由党から民主党に合流した小沢一郎氏に距離を置いた野田佳彦、前原誠司、枝野幸男各氏ら7人を「民主党七奉行」と名付け、反小沢系グループの後ろ盾となった。
 衆院当選14回。12年の衆院選に出馬せず、引退した。
コロナ対応 台湾と日本の「違い」とは?© NNN コロナ対応 台湾と日本の「違い」とは? 日本を含む世界各地で新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を記録する中、累計の感染者数を500人未満に抑え、感染拡大の封じ込めに世界で最も成功していると評価の高い台湾。その成功の背景には何があり、日本が学ぶべきことは何なのか。現地の大学に招かれて今年2月から台湾に滞在し、政府の封じ込め対策を目の当たりにしてきた北森武彦・東京大学特任教授に聞いた。(前編から続く)
■専門家が行政トップも
Q:日本では専門家と政治家の溝や軋轢が指摘されているが?

台湾では感染対策を率いる行政のトップに歯科医師である陳時中・衛生福利部部長(保健大臣)を起用していることが大きな特徴だ。陳部長はSARSのときにも防疫の最前線で指揮を執っていた。アメリカのCDC(疾病対策センター)に当たる「中央感染症指揮センター」で総指揮を執る陳氏は、新型ウイルスの特徴や国内外の感染状況などを徹底的に調べあげ、把握した情報に基づいて適切な対策を素早く打ち出した。
感染対策を実行に移す行政のトップに専門家を据えることで、科学的な見地からの判断に政治的な思惑や圧力などが加わることなく、行政が必要な政策をいち早く実行することが可能となった。データから現状を把握して次を予測するのが専門家であり、行政が判断して意志決定する。行政トップに専門家を据え、「何か起こってから」状況を見て後手後手で施策を打ち出すのではなく、常に先手先手で施策を打ち出し「何も起こらないように」していた。SARSの経験は貴重だったに違いない。
■隣国から学ばなかった日本
Q:今の日本の状況をどう見る?
日本は初動対応を致命的に誤ったと言わざるを得ない。台湾のようなSRASの経験を持つ隣国の経験に基づいた対応をなぜ参考にしないのかと臍(ほぞ)を噛む思いだった。
ウイルスというものは少しずつ変異する。最初に蔓延したウイルスに対して、人間の側も抗体を持つことで少しずつ感染拡大は収まってくる。しかし、変異したウイルスが再び猛威を振るったり、環境の季節変動などによって感染第二波となる。いまの日本の状況は第二波というよりも、第一波が収まらないうちに感染対策を緩めたことで元に戻ってしまったと見える。その意味では、現在の日本の状況は人災とも言える。
そんな中、GoToトラベルキャンペーンを再考しないなどというのはとんでもないことだ。もし台湾がいまの日本の状況に直面したら、即座に人の移動を制限するはずだ。
台湾では3か月以上に渡って新規感染者ゼロが続いているため、徐々に人の移動制限を緩め、いまは完全に自由になった。国内の経済活動もほぼ元通りに戻った。ちなみに、マスク製造の指揮を執り、経済対策にも手腕を発揮した沈栄津経済部長(経済大臣)は、6月に副首相に相当する行政院副院長に昇任している。圧勝で再選した蔡総統の支持率はさらに上がった。
どこの国を見ても、科学者や専門家の考え方と政治との間にはギャップがあるが、最終的には政治が判断を下すことには変わりはない。そのギャップをいかにして埋めることができるのか。SARS対応の経験を持つ歯科医師と天才と言われるIT科学者が行政トップの担当大臣として実務のリーダーシップを発揮し、これまでのところ、国家として成功を収めている。たまたまではないだろう。再選直後の蔡総統の任命である。SARSを経験した隣国から学べたことも、これから学ぶべきことも多いはずだ。 
 この投稿で、トランプ氏は「民主党員は郵便ポストを使っているが、有権者の安全面で最悪だ。1人が複数回投票できる。新型コロナウイルスの消毒をしていない。大変な詐欺だ」などと記している。
 これに対し、ツイッターの担当者は「誤解を招く主張」と指摘。一方で、社会的関心事の理解や議論に直接的に寄与するとの基準に照らして「公共の利益にかなう」と判断し、クリックすれば内容を読めるようにしている。
 トランプ氏は、11月の大統領選で郵便投票が広く実施されれば不正が横行すると批判している。
 同社は5月下旬にも郵便投票に関するトランプ氏の投稿内容が誤解を招くとして、事実確認を呼びかける警告ラベルを表示。トランプ氏は「言論の自由の弾圧」と強く反発していた。
牛丼チェーン店の朝定食。低価格でメニューも多様化している牛丼チェーン店の朝定食。低価格でメニューも多様化している  流通アナリストの渡辺広明氏が「ビジネスパーソンの視点」から発信する「最新流通論」の今回は「朝外食」がテーマ。コロナ禍で変わった食生活のサイクルも含め、その現状をリポートする。
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 朝食は、毎朝食べてますか?寝てる間にエネルギーを使ってしまうので、脳も身体も活性化させるべく、1日のパフォーマンスを上げるためにも朝食によるエネルギー補給は欠かせません。

農水省が18〜39歳、男女2000人にインターネット調査をしたところ、男性で26%、女性の21%が朝食をほとんど食べていない事が分かりました。女性の場合はダイエット目的もあるが、基本的には仕事などが忙しく、朝食まで手が回らなく面倒だというのが多いようです。
 日本の外食は、外出自粛により3~4月は売上が急落。6月から回復傾向になったが、再度コロナ感染者増加に合わせて再び厳しい状況になりつつあります。
 コロナ前から日本の外食の弱点は、朝食と言われています。エヌビーディ・ジャパンCRESTの調査によると、コロナ前から、外食・中食全体の朝食市場規模は、2014年の9048億円から19年には1兆448億円と5年連続で売上伸長し、「朝外食」市場が形成されつつある。
 日本は、ハンバーガーショップや牛丼チェーンの2大「朝外食」となっている。特に牛丼チェーンのメニューは充実してきており、朝外食の浸透を後押ししているのは間違いない。
 共働きが当たり前になりビジネスパーソンは多忙になっていて、晩婚化や高齢化の独り暮らしも増えている事もあり、外食で時間の効率化もさる事ながら、家で食品の無駄が出るより、作りたての食べ物で廃棄が出ないように食べるという考えもあるようです。
 何よりコロナ禍で、夜型の生活から規則正しい朝型にライフスタイルに変わった人も多く、朝外食が日常化していくチャンスでもある。
 コンビニなどで、おにぎりやサンドイッチの持ち帰りの中食を買い、会社の机で朝食を摂っている光景もよく見かけるようになっている。立地によっては「出来立て持ち帰り朝外食」の充実が必要かもしれません。
 筆者は出張で台湾や東南アジアなどを訪れると、必ず屋台で、名古屋に行くと喫茶店モーニングをする事が多い。その度に非日常だけでなく、日常でも朝外食が当たり前になれば良いと思っています。
 コロナ禍のピンチをチャンスに変え、夜型の外食は、朝対応に変化対応して欲しいです。
◆渡辺広明 マーケティングアナリスト。1967年生まれ、静岡県浜松市出身。コンビニエンスストアの店長、スーパーバイザー、バイヤーとして22年間、メーカーのマーケッターとして7年間従事。現(株)やらまいかマーケティング代表。商品開発700品の経験を活かし、顧問、講演、バラエティから報道までのメディア出演と幅広く活動。フジテレビ「Live News a」のレギュラーコメンテーター。
詳しい結果報告と追加的な検査行った=病院再訪で安倍首相© Reuters/POOL New 詳しい結果報告と追加的な検査行った=病院再訪で安倍首相 [東京 24日 ロイター] - 安倍晋三首相は24日、慶応義塾大学病院の再訪後に「先週の検査結果を詳しくおうかがいし、追加的な検査を行った」ことを明らかにした。「体調管理に万全を期して、これからもまた仕事に頑張りたい」との考えも併せて示した。官邸内で同日午後、記者団に語った。
首相の連続在職日数が24日で2799日と歴代最長となったことに関しては「何日間在職したかではなく、何を成し遂げたかを問われるんだろう」と述べた。
そのうえで安倍首相は「約束した政策を実行するため、結果を出すために全身全霊を傾けてきた。国政選挙において力強い支持をいただき、心から御礼申し上げたい」と語った。
(山口貴也)