終息の希望、境内から…奈良・興福寺 2020/08/09 06:00 興福寺の境内にろうそくの炎で浮かび上がった「祈」の文字(左は東金堂、右は五重塔、8日夜、奈良市で)=吉野拓也撮影 奈良市の世界遺産・興福寺で8日、夏の夜をろうそくで彩る「なら燈花会(とうかえ)」が開かれた。新型コロナウイルス終息を願い、「祈」の文字を浮かび上がらせ、境内は温かな光に包まれた。 例年は奈良公園一帯を約2万本のろうそくで照らし出すが、今年は感染防止のため、規模を縮小し、場所を予告せずに実施。約1200本のろうそくがともされ、幻想的な光景が動画投稿サイト「ユーチューブ」などで生配信された。 「なら燈花会の会」の尾形裕明会長(47)は「不安や孤独を感じる人の希望の火になれば」と話した。
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