2020年8月8日土曜日

 

インド南部ケララ州コーリコードの空港で7日、着陸に失敗したエア・インディア・エクスプレスの旅客機=ロイター© 朝日新聞社 インド南部ケララ州コーリコードの空港で7日、着陸に失敗したエア・インディア・エクスプレスの旅客機=ロイター

 インド南部ケララ州コーリコードの空港で7日夜、格安航空会社(LCC)エア・インディア・エクスプレスの旅客機ボーイング737型機が着陸に失敗し、大破した。地元メディアなどによると、乗員乗客191人のうち、操縦士と副操縦士を含む20人が死亡、100人以上が負傷した。

 アラブ首長国連邦のドバイから到着した旅客機は、滑走路をオーバーランし、斜面を落下した。事故当時、空港周辺では激しい雨が降っていたという。

 インドでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、多くの国際線がストップ。この便は、国外にいるインド人を帰国させる目的で運航されていた。

 モディ首相はツイッターに「愛する人を失った方々にお悔やみを申し上げる。負傷した方々の一日も早い回復をお祈りする」と書き込んだ。(奈良部健)

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