2020年8月8日土曜日

 

北大キャンパスのコースを検証する世界陸連の医事委員長(中央左から2人目)ら(8日、札幌市北区で)=代表撮影© 読売新聞 北大キャンパスのコースを検証する世界陸連の医事委員長(中央左から2人目)ら(8日、札幌市北区で)=代表撮影

  札幌市で来年8月に開催される東京五輪のマラソンに向け、大会組織委員会は8日、実際のマラソンコースで気象状況などを確認する「実地検証」を行った。組織委の森泰夫・大会運営局次長は検証後、「非常に良いコンディションで選手が競技できるのではないか」と述べた。

 組織委は、マラソンのスタート時刻と同じ午前7時に検証を開始、スタート・ゴール地点となる大通公園などを見て回った。7時時点の気温は20度で、気温や湿度などから算出する「暑さ指数」も低い値だった。

 フランスから特例措置で来日した世界陸連の医事委員長ら2人も同行。森氏によると、選手らが3回通過する北海道大学キャンパスの木陰の多さを評価していたという。組織委は9日まで検証を続け、収集したデータなどを基に競技の運営計画に反映させる。

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