2020年7月18日土曜日

<メモリアル・トーナメント 2日目◇17日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(オハイオ州)◇7456ヤード・パー72>
ティショットがフェアウェイを捉えたのはわずかに2回。松山英樹は得意コースで「79」を叩き、トータル10オーバー・115位タイでまさかの予選落ちとなってしまった。
音が違う、松山英樹の1Wからアイアンまで スイングを集めました【動画】
出だしの1番からティショットが右バンカーにつかまり、セカンドも距離を出せずに3打目でようやくピン奥23メートルに3オン。そこから3パットのダブルボギーと出鼻をくじかれた。その後も3番でボギーを叩き、7番ではチップインイーグルを奪ったが、見せ場はこの1ホールだけだった。
前日のホールアウト後は居残り練習を敢行。この日のスタート前には手応えも感じたような様子も見せたが「そんな感じはあったけど、ラウンドに出て思うように行かなくなってきて、うーん…、頭の中がフリーズしているような感じですね」と思わぬ結果に肩を落とした。
ラフからグリーンを狙うショットばかりのなか、パーオンも8回にとどまった。微妙なパーパットが残る場面が続き、これらを決めきれずに後退。1イーグルは奪ったもののバーディはなし。後半の15番では右の林から木に当てるなどこの日2つめのダブルボギー。「次の試合に向けてやらなければならないことはたくさんあると思う」と、課題を残す2日間となってしまった。
米ツアー初優勝を同地で飾ってから6年。毎年、結果を残してきた相性のいいコースだけに、思わぬ結果には反省の言葉しか出てこない。3月の「アーノルド・パーマー招待」3日目の「80」に次ぐ今季ワーストスコアには、「まず考えて…、練習したいと思います」と言葉少なに思いを語るにとどめた。
次週はエントリーせず、拠点のフロリダに戻り2週後の世界ゴルフ選手権「WGC-フェデックス・セントジュード招待」、その翌週の「全米プロゴルフ選手権」に向けて準備を進める。3年ぶりのツアー優勝へ。まずは今回の結果をリセットし、自信を深めてビッグイベントに臨みたい。
© Cross Planet, Inc. 思わぬ大叩き 松山英樹はビッグイベントに向け「考えたい」(撮影:GettyImages)

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