2020年7月18日土曜日

<メモリアル・トーナメント 2日目◇17日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(オハイオ州)◇7456ヤード・パー72>
2月の「ジェネシス招待」以来のツアー出場となったタイガー・ウッズ(米国)は、3バーディ・5ボギー・1ダブルボギー。スコアを4つ落とす「76」」でトータル3オーバー・64位タイに終わり、かろうじて予選通過を果たした。

初日は無難に1アンダーにまとめる上々の滑り出しから、2日目は一気にスコアを崩した。2日間を通してアイアンショット以外はいいところなし。「良くなかった。序盤で2度の3パット。あれで勢いをなくしてしまって、一日それと戦うことになってしまった」と波に乗れない1日を振り返った。
ティショットはフェアウェイを捉えられず、アプローチ、パッティングにも精細を欠いた。これについては、「自分の思ったように体を動かせなかった。今朝のウォーミングアップからそんな感じだった」と久しぶりの試合に対して、コンディション維持の難しさを語る。
それでも「上がりがバーディ、バーディ、パー。これは明日に向けて前向きに捉えられる」と自身を鼓舞し決勝ラウンドに入るが、幾度の手術を繰り返し試合数を絞る44歳のウッズにとっては、毎日が勝負。日替わりの好不調のなかでは計算が立たない部分もあり、もどかしさも隠せない。
「僕には以前と同じようなスタミナはもうない。トレーニング、ランニングをしているとよく分かる。今は年を重ねてきて、いろいろなことが変わった。その中でベストを考えるしかない」。まずは残りの2日間で最善を尽くし、上位進出を目指す。
タイガー・ウッズはかろうじて予選突破(撮影:GettyImages)© Cross Planet, Inc. タイガー・ウッズはかろうじて予選突破(撮影:GettyImages) 

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