4日から豪雨に見舞われた熊本県の死者は計65人。このうち65歳以上の高齢者が85%(55人)を占めた。
九州では他に福岡、長崎、大分、鹿児島各県でも計6人が死亡。熊本、大分両県でなお計6人が行方不明となっている。総務省消防庁によると、長野、静岡、広島、愛媛の各県でも計6人が死亡し、富山県で1人が行方不明。
消防庁によると、家屋の被害は全国25県で1万5725棟。熊本県が8256棟と半数以上を占める。熊本県によると、18日正午時点でも5集落の孤立が解消されておらず、被害の全容は把握されていない。
内閣府によると、避難所で避難生活を続ける人も、18日正午の時点で熊本県を中心に6府県で計2277人となっている。
18日は熊本県の被災地で多くのボランティアが復旧作業を手伝ったが、新型コロナの影響で県外の人は募集の対象外で、人手不足が深刻になっている。
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