市内の全小中学校に自販機、飲料水を無料配布…蛇口経由の感染リスクに配慮
新型コロナウイルスの感染リスクを減らそうと、茨城県つくばみらい市は、市立の全小中学校14校に飲料水の自動販売機20台を設置した。公立の小中学校に飲料の自販機が設けられるのは珍しく、9月末まで無料で配布する。
児童生徒は水分補給のため学校に水筒を持参しているが、中身がなくなると、水道水を入れることもある。蛇口の取っ手に触れたり、蛇口近くに密集したりする機会を減らそうと市が計画し、飲料メーカーが応じた。自販機はお金を入れなくても冷水入りのペットボトルが出てくる仕組みで、夏休み明けの授業が始まった24日から使えるようにした。
児童生徒が十分に水分を取れるようにし、熱中症を防ぐ狙いもあるという。福岡小6年の飯泉綾乃さん(12)は「水筒の水がなくなっても、冷水が飲めるからうれしい」と笑顔を見せていた。
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