2020年9月4日金曜日

悔しがりながらベンチに下がるヤクルト・高梨=神宮球場(撮影・伊藤笙子)© デイリースポーツ 悔しがりながらベンチに下がるヤクルト・高梨=神宮球場(撮影・伊藤笙子)  「ヤクルト2-4中日」(4日、神宮球場)
 ヤクルトが悔しい逆転負け。最後まで追い詰めたが、あと1本が出なかった。
 初回だ。青木がチームトップの12号ソロで幸先良く先制点を奪うと、四回にはエスコバーの適時打で2得点目。いい形で試合の主導権を握ったが、先発の高梨が踏ん張れなかった。
 五回にアルモンテに同点適時二塁打を浴びると、六回には高橋に勝ち越し2ランを許した。高津監督は「高梨らしいと言えば高梨らしい。(高梨は)力勝負でいってやられることがあるので、そこは自分の投球を冷静に分析して、勉強していってほしい」と次戦への課題にした。
 一方の打線は五回以降に沈黙。八回には2死から青木が10球粘って四球を選んだが、山田哲が初球を一飛。九回には2死一、三塁とチャンスを作ったが、代打・広岡が空振り三振に倒れた。
 僅差のゲームを取るか、取らないかが大きな差となる。だからこそ高津監督も「相手のリリーフもいいので」と前置きしつつ、「次の1点が取れなかった、取りたかった」と振り返った。

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