専門家がやった方がクオリティーの高い作業は依頼を
昨今の家事代行サービスの基本料金は、1時間あたり2000~3000円程度が相場に。「自分でやればタダだから」と利用しづらいかもしれないが、こんな家事は頼む価値があるかもしれない。「エアコン掃除は自分でもやろうと思えばできますが、専門業者に頼んだ方が確実にきれいになるし、やり方を間違えると火災の可能性もあると聞き、業者に頼んでいます」(52才・パート)。
「植木の剪定や庭の手入れ、障子の張り替えなどは、『シルバー人材センター』のスタッフにお願いしています。いままでは自分でやっていましたが、年なので転倒して病院のお世話になることを考えれば、業者に頼む方が安上がりですから」(71才・無職)
自分でやるとリスクが高い家事は遠慮せずに任せよう。
自分がそこにいなくてもできる家事は家電に任せるのが正解
便利な家電だが、どこまで家電に頼るべきか――。選び方は「自分がそこにいなくてもお任せできるもの」がいいと佐光さんは言う。「ロボット掃除機や食器洗い乾燥機などは、スイッチを押したらその後、人がいなくても作業し続けてくれます。家事の負担を大きく減らしたいなら活用するのも手です。わが家ではロボット掃除機が大活躍。掃除している間に仕事などに出かけられます」(佐光さん)
高額で手が出しづらい場合は、レンタルサービスもあるので、まずは試してみて、納得した後に購入するのもいい。
手間のかかる洗濯物は業者やコインランドリーで
「シルクのブラウスは、1枚ずつ手洗いしていたのですが、手間のわりにきれいに汚れが落ちないうえ、アイロンが大変でイライラ。お金はかかりますが思い切ってクリーニングに出したら、ストレスが減りました」(52才・パート)一方、クリーニングに出すと費用が高い羽毛布団や週末にたまりがちな子供たちの靴などは、コインランドリーに持ち込む人も
「靴の手洗いは力もいるし、乾かすのに時間がかかりますが、最近は靴専用の洗濯機や乾燥機のあるコインランドリーも増えているので助かります。洗っている間は近くでお茶をしてくつろいでいます」(49才・主婦)
平日は仕事で行けない!そんな人には行政手続き代行も
仕事や介護などで平日は役所に行けず、行政手続きができない場合は、代行サービスもある。「平日は仕事を休めないのに、転勤が多くて転入・転出届などの行政手続きをする機会が多いんです。いちいち仕事を休むわけにもいかず…。そんなとき、引っ越し業者から行政手続きを代行してくれる『ヤマトホームコンビニエンス』を紹介してもらい、活用。手続きは時間もかかるので、多少お金がかかっても、やってもらえて助かりました」(51才・会社員)
※女性セブン2020年9月10日号
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