2020年8月21日金曜日

1回ヤクルト無死、先頭のヤクルト・坂口智隆に死球を与え、帽子を取る阪神・藤浪晋太郎=神宮球場(撮影・中田匡峻)© デイリースポーツ 1回ヤクルト無死、先頭のヤクルト・坂口智隆に死球を与え、帽子を取る阪神・藤浪晋太郎=神宮球場(撮影・中田匡峻)  「ヤクルト-阪神」(21日、神宮球場)
 先発した阪神の藤浪晋太郎投手が、初回を無失点に抑えた。最速155キロの直球を軸に、ヤクルト打線を力で押した。692日ぶりの勝利に向けて、まずは好スタートを切った。
 この回、先頭の坂口に対して、追い込みながらフォークを引っ掛け、死球で出塁を許した。それでも、ここで動じない。
 続く宮本には3球、直球を続けて浅い左飛に。続く青木にも直球勝負で、見逃し三振に切って取った。さらに村上の打席では暴投が絡み、得点圏に走者が進まれる。それでも2-2から7球目、最後は154キロの直球で空振り三振に斬り、ピンチを脱した。
 ここまで復帰後は4戦4敗。好投しながらも打線の援護がないなど、苦しい登板が続いている。その中で「ピンチの場面もあると思いますが、いかに粘れるかが重要になる」と、粘りの投球をテーマに掲げる。692日ぶりの1勝を目指す。

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