2020年8月6日木曜日

およそ5000人が死傷した中東レバノンの大規模爆発で、現地に住む日本人が5日、NNNのインタビューに応じ、甚大な被害を受けた街の現在の様子を語りました。

爆発があった首都ベイルートに事務所がある風間満さん。

認定NPO法人パルシック・風間満さん「事務所に関してはガラスが割れてパソコンも画面が割れて、もう家の中がぐちゃぐちゃ。きょうは1日片付けをしていたような状況です」

地元メディアによりますと、4日の爆発では、これまでに135人が死亡、ケガ人はおよそ5000人で、多くの人が行方不明のままです。また、地元の知事は最大25万人が家を失ったとしています。

風間さん「ゴミ捨て場が粗大ゴミとガラスだらけになっています。生活物資の不足が予想されているから、買いだめということになっている。パンが一番多い。列に並んでいて、たくさん買いたいが、制限をして2袋までとスーパーが制限している」

食料品の輸入の中心となっている港が被害を受けたことから、今後の食料の調達も懸念されます。

爆発の原因はまだ分かっておらず、レバノン政府は5日以内に明らかにするとしています。 

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