今回は整理収納アドバイザーのRinさんに、その悩みを解決する簡単なテクニックを教えてもらいました。
長めの板がベッドサイドテーブルに
必要なのは長めの板1枚だけ!ベッドサイドテーブルがすぐできる
Rinさん宅の寝室に置いてある家具は、つくりつけの机と本棚のみ。
「ベッドサイドテーブルを置くと、掃除機をかけるときにどかさなければならないので手間。また、地震による家具の転倒もなるべく避けたかったんです」
そこで思いついたのは、ベッドフレームとマットレスの間に1枚の板を挟み込むこと。
ホームセンターなどで販売されている、軽い桐の集成材です。集成材とは、小さな木材を集めて成形された木材のこと。軽くて反りが少ないので加工しやすく、安価で手に入ります。
「DIYでよく使う板なのですが、今回はこのままカットもせずにベッドに挟み込みました」
「厚みのある板だとベッドのスプリングを傷める可能性があるので、私はあえて薄いものを選んでいます」
ちなみに以前の住まいでは、食器棚の余った棚板を挟んでいたそう。長ささえたりていれば、どんな板でも代用できそうです。
●板の左右それぞれに小物を置くことができる!
板を挟むだけなので、DIYより手軽で簡単。ちょっとした小物や、ベッド脇で使いたいものをサッと置けるのでとても便利です。
「私が寝る側にはテレビや照明のリモコンを置いています」
「夫が寝る側には、就寝中に毎日使う睡眠無呼吸症候群治療の機械をカゴに入れて置いてあります。掃除のたびにどかさなくてよいのでラクです」
板1枚挟むだけの収納棚は、収納が不要になったときの撤去もラクちん。 ベッドまわりの収納に悩んでいたらぜひ試してもらいたい、Rinさんの簡単テクニックをご紹介しました。
●教えてくれた人 【Rinさん】
整理収納アドバイザー1級、ビジュー式片付けカードワーク インストラクター、収納検定2級を取得。介護福祉士、ケアマネージャーとして高齢者介護にも20年以上携わっている。収納テクニックを使って多くのものを収納することより、必要なものを見極めてシンプルに暮らすことを目指し、役立つコツをブログ「Rinのシンプルライフ」で発信中。50代からの暮らしの整え方や、小さな平屋での夫婦ふたり暮らしの投稿も好評!
<取材・文/佐藤望美>
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