【独自】ANA 5000億円支援要請…政投銀などに 需要落ち込み備え
新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化しているANAホールディングス(HD)が、民間金融機関や日本政策投資銀行と5000億円規模の資本調達に向け、協議を開始したことが13日、分かった。航空需要の落ち込みの長期化に備える狙いがある。 政投銀と三菱UFJ、三井住友、みずほなどの金融機関に、「劣後ローン」と呼ばれる融資での支援を求めている。最終的な調達額は流動的だ。
劣後ローンは株式に近く、金利が高い代わりに返済の優先順位が低い。負債でなく資本としてみなされる特徴があり、財務基盤の強化につながる。ANAHDは、経営環境の急速な悪化に伴い、既に、融資枠を含めて約1兆円を確保しており、今後1年程度の運転資金のめどをつけている。
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