新型コロナウイルスの感染者は13日、全国で新たに1176人が確認された。1日当たりの感染者が1000人台となるのは4日ぶりで、クルーズ船の乗客乗員らを合わせた国内の感染者は計5万3248人。死者は11人増えて計1090人となった。1日に確認された死者が10人を超えるのは、5月28日(14人)以来で約2カ月半ぶり。
死者は大阪府3人、東京都2人の他に神奈川、愛知、奈良、香川、愛媛、福岡の6県でそれぞれ1人確認された。性別、年代が公表された10人の内訳は男性9人、女性1人。80代が6人と最も多く、70代2人、90代と60代が1人ずつと続いた。愛媛県は「高齢者」とのみ公表し、詳しい年代や性別を明らかにしていない。
東京都では新たに206人の感染が確認された。1日の感染者が200人を超えるのは2日連続。13日に開かれた都の感染状況のモニタリング(監視)会議では、専門家から「都全域、全世代に感染が広がっている」という分析が示された。
他に感染者が多かったのは大阪府177人▽福岡県143人▽神奈川県123人▽愛知県109人▽沖縄県97人――など。沖縄県は15日までとしていた県独自の緊急事態宣言の期間を29日まで延長すると発表した。【まとめ・島田信幸】
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