2020年8月27日木曜日

快適な睡眠に欠かせないのが枕や布団、パジャマなど。とくに、枕が変わると寝つけないという人もいるほど、大切なアイテムです。 知っておくと絶対トク!選び方のポイントを紹介します。
寝室でくつろぐ様子
© ESSE-online 寝室でくつろぐ様子 心地よい眠りを誘う、寝具とパジャマの選び方(写真はイメージです)

心地よい眠りを誘う、寝具とパジャマの選び方


質のいい睡眠を得るためには、アイテム選びが重要です。睡眠セラピスト・三橋美穂さんに聞きました。
●<パジャマ>夏は、肌にはりつかないガーゼやサッカー素材が◎
「ジャージなどの部屋着は、寝たときの摩擦が大きいうえ、汗も吸いにくく睡眠の質を下げるのでNG。パジャマはその心配がなく、疲労回復効果が高まります。素材はシルクや綿もいいですが、夏はガーゼやサッカー生地などのものが涼しくておすすめです」
●<枕>ラクに呼吸ができ、寝返りがスムーズに打てるものを
「自分に合う枕は、仰向け寝のときに首にシワが寄らず、ラクに呼吸ができる、頭の収まりがよく、寝返りがスムーズなことがポイント。横向き寝のときは肩に圧迫感がないものを選んで」 後頭部の形によっても合う枕が違うので、購入時に必ずお試しを!
・横向き
横向きに寝る様子
© ESSE-online 横向きに寝る様子 枕は試してから買うのがおすすめ
首や肩の圧迫感がなければOK。両サイドが高めになった枕なら、首や肩の圧迫感がなくおすすめ。
・仰向け
仰向けに寝る様子
© ESSE-online 仰向けに寝る様子 首がスッと伸びて呼吸がラクなら◎。あごが下がって首にシワができたり、首が伸びきり、頭が反るものはNG。

●<マットレス>首~腰のS字カーブが保たれ、寝返りがしやすいものを
マットレスに腰が沈む様子
© ESSE-online マットレスに腰が沈む様子 「マットレスは、やわらかすぎると腰が沈んで負担がかかり、かたすぎると体が圧迫されて疲れがとれません。首から腰の自然なS字カーブが保たれ、寝返りしやすいものを選んで。やせ型ならやわらかめ、標準体型なら中程度、がっちり体型ならかためのものが合います」
お気に入りの枕とパジャマがあれば、寝床につくのが楽しみになりそう!相性ピッタリのアイテムを見つけてみてください。
<撮影/林紘輝 イラスト/後藤恵 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人 【三橋美穂さん】
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て、2003年に独立。これまでに1万人以上の睡眠の悩みを解決。著書に『眠トレ!』(三笠書房刊)など

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