2020年7月23日木曜日

 発表によると、22日に感染が確認されたのは大阪市57人、吹田市16人、八尾市9人など。摂津市では、夜間に営業する飲食店でクラスター(感染集団)の発生が判明。これまで店に滞在していた人と濃厚接触者計7人の感染が確認されたという。
 記者会見の要旨は次のとおり。
 ――感染者数が拡大した。感染第2波の入り口なのか。
 「客観的に感染者の数だけを見れば、もう感染第2波に入っている。ただ、若者を中心に感染が広がっており、第1波とは傾向が異なる。医療体制についても、第1波のように切迫している状況ではない」
 ――外出自粛や休業要請は。
 「感染者数が増えてきて、医療崩壊につながる可能性が出てくるような状況になった時には、そういう対策も含めて考えていきたい。『家から出るな』となると、強烈な犠牲も伴うことになる。社会経済が動くことによって守られている命もある。難しいかじ取りになるが、最善の道を選ばないといけない」
 ――今後の方針は。
 「感染者の絶対数が増えてくれば、重症者の絶対数も増えてくる。感染症をできるだけ抑えながら、医療崩壊を防ぎ、社会経済活動に与えるダメージを最小化する方策について議論していきたい」

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