金運が悪い顔ってどんなの?
“金運が悪い人の顔”には、どんな特徴があるのでしょう。顔相研究家の池袋絵意知さんにお伺いします。* * *
池袋:顔と心は相互に関係しており、顔にはその人の心があらわれます。笑顔が少なく、いつも暗い顔をしていれば、“貧乏神の顔”になる。頬が痩せて不健康そうだったり、笑顔もなく、目は下向きで、口角が下がった困り顔をしていたら、心も懐も貧しくなってしまいますよね。
また、よく“福耳の人は金運がいい”と言われますが、その傾向は確かにあります。逆に耳全体が小さくて薄い人は、あまりお金に恵まれた相とはいえません。鼻頭の肉付きが薄い人も同様です。労働意欲にかけ、健康にも要注意です。
――ネガティブな心が、貧乏神の相を生むと。
池袋:ネガティブな発想をする人には、人もお金も寄ってきませんよね。いつも口が半開きだったり、への字口。マイナス思考で周りを不快にさせるので、組織内でも、チームのモチベーションを下げてしまう。こういう人は、出世もできませんからお金にも恵まれません。
また、いわゆる“育ちがよさそうで綺麗な顔”も、出世しづらい傾向があるんです。おそらく皆さんの周りにも、“綺麗なんだけど、何か物足りなさを感じる……”という人がいるのではないでしょうか。顔のバランスがあまりに造形的すぎたり、大人になってもシワが少なく、左右対称すぎる顔は、人生経験に乏しく、あまり人間的な魅力を感じるとは言い難いのです。
――顔相的には、顔のシワは良いものなのですか?
池袋:シワができるのは、顔の表情が豊かな人だということです。喜怒哀楽を顔で表現してきた証拠ですから、人間的に魅力があり、出世する人の多い顔です。
とはいえ、ダメなシワもあります。それは、眉間の縦じわ。眉間のシワは、神経質になって集中しすぎるとできる“イライラジワ”です。左右の眉頭、眉間の縦に3本シワがある人は、金運を遠ざけてしまうので気を付けてください。額に横ジワがたくさんできるのも、取り越し苦労が多い人の特徴です。
教えてくれたのは……池袋絵意知さん
観相家、顔研究家、顔面評論家としてメディアで活躍。出版社で3年半、人材総合サービスで7年半営業を経験した後、それまで興味を持っていた顔の研究を本格的に始め、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立。幸せな顔になるためのアドバイスで多くの支持を集める。日本顔学会会員。
取材・文:西尾英子 イラスト:竹松勇二
0 件のコメント:
コメントを投稿