脱いだ靴や傘が出しっぱなし、かばんや郵便物などが置かれたままで、散らかりがちなのが玄関。スペースが限られているため収納場所に困る玄関ですが、諦めないでください! 床にモノを置かず、見逃しているスペースを活用して、賢く収納するアイデアを紹介します。
お出かけの必需品を玄関にサッと収納
新型コロナウイルス感染予防のために除菌グッズやマスクが必要になりました。片づく収納プランナー認定講師はやしあきさんによると、「大人も子どもも手に取りやすい場所にマスクを置いておくと、家族みんなが忘れずに出かける習慣がいきわたる」とのこと。
袋に入った新品の使い捨てマスクや洗った布マスクは、ボックスに入れてふたをしておくこと。外から帰宅したらすぐ手を消毒できるように除菌スプレーも置いておきましょう。
玄関にカウンターがないという家庭では、下駄箱扉のハンドルにミニバッグを吊り下げるだけで収納場所が完成です。
下駄箱扉の裏面や玄関ドアも収納場所として活用を
下駄箱扉の裏面も収納場所に便利です。「100均のワイヤーメッシュを使えば、シューケア用品などの置き場所になります。出し入れしやすい高さに収納できるから、必要なときにサッと取り出して、パッとしまえて散らからない」と、はやしあきさんは言います。
また、マグネットが使える玄関ドアには、よく使う小物を貼り付けるというのもいい手です。「ステイホームでオンライン注文の宅配が増えたため、出番が多くなった印鑑とダンボールカッターを玄関ドアにマグネットで貼り付けておけば、行方不明にならずすぐに使える」と、はやしさん宅では便利な片付け方を実践しています。
玄関の余った壁を収納場所に
スペースが限られている玄関は、床にモノを置くことなくスッキリした状態を保ちたいところ。そこで着目してほしいのが「壁」なのです。自転車の鍵、折りたたみ傘、上履きの袋、持ち忘れを防ぐ小物入れなどを置いたり、吊り下げたりできる収納を設けましょう。
思いきって壁の面を広く使う方法もあります。市販されている有孔ボードを取り付けて、ヘルメットや傘を吊り下げれば、わが家ならではの玄関インテリアが完成です。
玄関から部屋へ移動する廊下の壁の活用
置きっ放しになりやすいかばんやレインコートは、玄関から部屋へ移動するついでに廊下の壁に引っ掛けるだけ。この方法なら子どもも協力しやすくなります。
玄関は脱いだ靴、郵便物、鍵、傘などが置かれたままで散らかりがち。スペースが限られているからこそ、手際よく片付く方法を取り入れて、家族と一緒にスッキリを保ちましょう。
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