普段使いをそのままスライド!非常用品にもなるアイテム5つ
地震に台風、水害…。さまざまな災害が起こり得る今、防災用品や非常食になるアイテムをストックしておきませんか? 「ローリングストック」を意識して、使いながら備えるのがコツです。
●老舗ようかんを常備。賞味期限が長く非常時にも安心です
非常食といえば5年など長期保存ができるカンパンやお菓子が一般的ですが、わが家では長期保存のものに加えて和菓子の老舗「とらや」の小型ようかんを常備しています。こちらのようかんは常温保存が可能で、開封しなければ賞味期限が過ぎても1年はおいしく食べることができるためです。
非常時においしいものを食べると心がほっと落ち着きますし、老舗ようかんは特別感もあります。普段の生活でも急な来客時やたまのお楽しみにできるため、常備しておくと便利です。
●シリアルは常温保存できる豆乳とセットでそろえる
シリアルと合わせて置いておきたいのが豆乳です。牛乳は要冷蔵で数日で飲みきらないといけませんが、豆乳は常温保存が可能で、中には賞味期限が半年先というものもあります。無調整豆乳が苦手という方は、飲みやすい調整豆乳がおすすめです。
●非常用水は500mlペットボトルで。炭酸水もおすすめ
賞味期限はキャップ部分やボトルに直接印字されていることが多いことから、ボトルのラベルをはがして保管するのがおすすめです。理由は災害時のゴミを少しでも減らすことができるため。「チリも積もれば山となる」で、普段のちょっとした行動が災害時に役立つのではないでしょうか。 炭酸水は耐圧用ペットボトルで、炭酸ガスの内圧に耐えられる形になっています。普通の水と形が違うため、ラベルがなくても区別できますよ。
●レトルトカレーとパックごはんは食べながらスライド
レトルトカレーも長期保存用でなく、日頃から食べ慣れているもので十分。パックごはんは小さめ・普通・大盛りといろいろなサイズがあるため、家族に合わせて準備しておきたいですね。ようかんと同じように普段食べ慣れているものは、非常時の大きな安心につながりそうです。
●カセットコンロとボンベで温かい料理を
ところで、カセットボンベに使用期限があることをご存知ですか? メーカーによると、製造から約7年以内を目安に使いきるのがおすすめとのこと。製造日は缶の底に表示されていますので、チェックしておきたいですね。
●非常時こそいつもと同じ、おいしいものが安心です
普段使っているものをそのまま非常用にスライドさせることで賞味期限ぎれを防ぐことができますし、普段食べ慣れているのは安心感にもつながります。 「非常用=特別なもの」でなく、普段使いのアイテムをそのまま非常用にスライドさせて、無理なく災害に備えておきたいですね。
●教えてくれた人 【星野きいろさん】
滋賀県在住、転勤族の夫と小学生の息子と3人暮らし。引っ越しするたびに荷物の多さを感じ、ものを減らす暮らしに移行中。ブログ「自然体ミニマリスト」で愛用の無印良品アイテム、少ない服や物の暮らしを発信している。
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