対イラン武器禁輸を延長する国連安全保障理事会の決議案が先週否決されたことを受け、トランプ氏は国連制裁の再発動に向け行動を起こすと明言していた。再発動されれば、制裁解除と引き換えにイランの核計画を制限した2015年の核合意の崩壊につながりかねない。
核合意には、イランに違反があれば、安保理での手続きなどを経て武器禁輸を含むすべての国連制裁を復活できる「スナップバック」という仕組みが盛り込まれている。ただ、米国は18年に核合意を離脱。中国などは「米国に再発動の権限はない」と指摘しており、実際に発動できるかどうかは不透明だ。
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