ロッテが5―4と首位ソフトバンクに逆転サヨナラ勝ち。2―4リードを奪われた延長10回、マーティンの14号2ランで同点に追いつくと2死一、二塁から代走の二塁走者鳥谷が暴投の間に一気に本塁へ生還。鮮やかな逆転勝ちでソフトバンクと並び首位タイに浮上した。
先発の岩下は2回、松田宣に外角高め148キロのストレートを右翼へ運ばれ先制4号ソロを被弾。4回には1死三塁から上林に中前適時打を浴び失点。6回は1死二、三塁とピンチを迎えるも松田宣を左飛、甲斐を遊飛に打ち取り無失点。6回2失点101球の力投を見せた。
岩下を援護したい打線だったが5回まで3併殺打を記録するなどチャンスが作れず。それでも7回、2番手の松本から一発攻勢で同点に。先頭の中村奨が甘く入ったフォークを見逃さず左翼スタンドへ4号ソロ、1死となって安田が初球のカットボールを完璧に捉らえ右翼スタンドに同点となる4号ソロで試合を振り出しに戻した。
2―2のまま2日連続の延長戦に突入すると5番手のフローレスが2失点。2死ニ、三塁から栗原に詰まりながらも右前へ2点適時打を浴びた。だがその裏、2死1塁からマーティンが起死回生の14号2ランで同点。さらに攻め立て1死一、二塁で代打・佐藤を迎えたフルカウントからの6球目ば暴投となり、代走で出場した鳥谷が二塁から一気に本塁へ生還。延長10回の鮮やかな逆転劇で首位ソフトバンクをついに捉えた。
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