2020年7月28日火曜日

白鷹山(左)は翔猿の手を取り、禁じ手とされる「指折り」を行ったと物言いが付いた場面。審判団の協議で禁じ手ではないとされた(撮影・小沢裕)© 日刊スポーツ新聞社 白鷹山(左)は翔猿の手を取り、禁じ手とされる「指折り」を行ったと物言いが付いた場面。審判団の協議で禁じ手ではないとされた(撮影・小沢裕) <大相撲7月場所>◇9日目◇27日◇東京・両国国技館
十両の一番で珍しい物言いがついた。
懐に飛び込もうとする翔猿に対して、突き放そうとする白鷹山。途中で互いに伸ばした手で組み合う場面がありながらも、白鷹山が押し出した。しかし物言いがつき、不思議そうな表情を浮かべる白鷹山。伊勢ケ浜審判長(元横綱旭富士)は「白鷹山が(翔猿の)指を持って折ったんじゃないか、と確認があり、折っていませんでした」と説明し軍配通りとなった。一指、または二指を折り返す禁じ手の確認で物言いがつくのは史上初だった。

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