「人形の家」などのヒット曲で知られる歌手の弘田三枝子(ひろた・みえこ、本名・竹永三枝子=たけなが・みえこ)さんが21日、心不全で死去した。73歳だった。告別式は近親者で済ませた。
東京都出身。小学生の頃から米軍キャンプで歌い、1961年に「子供ぢゃないの」でレコードデビュー。はち切れんばかりのパンチのある声と抜群のリズム感を備え、洋楽の日本語カバーブームをリードした。
NHK紅白歌合戦には62年に「ヴァケーション」で初出場し、通算8回出場。65年には米国の「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」に日本人歌手として初めて出演した。オリジナル曲も歌い、69年には「人形の家」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。
70年、幼い丸顔から細身にイメージチェンジした経験を基に出版した「ミコのカロリーBOOK」が大ベストセラーに。ダイエットブームの先駆けとなった
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