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大阪府警が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕した男が「知人男性に暴行し、遺体を広島の山に捨てた」と供述し、広島県東広島市内の山中で遺体が見つかったことがわかった。府警は身元の確認を進めるとともに、死体遺棄事件として捜査している。
府警によると、男は福岡市中央区平尾、無職森本豊容疑者（４３）。森本容疑者は覚醒剤を使ったとして２１日に逮捕され、「男性に数十万円を貸していてトラブルになった。大阪市内のマンションの部屋で暴行して死なせた」などと供述した。
府警が供述に基づいて東広島市の山中を捜索したところ、２６日に一部が白骨化した遺体を発見。森本容疑者と面識があり、行方不明になっている４０歳代の男性とみられるという。
一方、暴行を加えたとされる大阪市内のマンションでは、周辺の防犯カメラに複数の人物が８月上旬の未明に大きな荷物を運び出す様子が映っていた。
府警は２７日、森本容疑者の知人で、この部屋に住む無職安田こずえ容疑者（４６）を東京都内のホテルで見つけ、死体遺棄容疑で逮捕。一緒にいた元夫（５９）も犯人隠匿容疑で逮捕した。
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