2020年8月3日月曜日

© スポーツ報知/報知新聞社 抱負を語る木村一基王位  将棋の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑戦している第61期王位戦7番勝負の第3局が4~5日に神戸市で行われる。両対局者は3日、対局場となる有馬温泉の老舗旅館「中の坊瑞苑(ずいえん)」で検分に臨んだ後、それぞれ1人ずつ会見に出席した。
 有馬温泉では5度目の対局となる木村王位は「有馬温泉は関東では入れない独特の泉質なので楽しみにしておりました。コロナの影響もある中、予定通り開催できたことありがたく思っております。出来れば良い内容の将棋を指して感謝をお返ししたい」と抱負を述べた。
 史上最年少タイトル獲得者と史上最年長初タイトル獲得者による注目のシリーズ。第3局は開幕2連勝と先行する藤井棋聖が「史上最年少2冠」と「史上最年少八段」への一気の王手を目指す一局になる。対する木村王位も豊島将之竜王・名人(30)に挑戦した前期、中の坊瑞苑での第4局で285手の激戦に勝利。開幕2連敗後の2連勝で初タイトル獲得への転換点としただけに、勝って流れに乗りたい。先手は藤井棋聖。第1、2局とも話題を集めた「封じ手」も再び注目される。

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